いずれにしても、この前の大統領選挙と同じですが、とにかく反トランプ勢力はトランプを、今回はトランプが直接ターゲットでありませんが、共和党を少しでも落とすためにさまざまな手段を使ったというのが今回の中間選挙をめぐる情勢であったと思います。
しかしこれは私が先ほど言いましたように、アメリカの中間選挙だけの問題じゃないんですね。
つまりもう皆さんお分かりだと思いますが、ディープステート対トランプの闘いの、なかばこの半永久的な戦いの一環であるわけですね。
しかし結果的には今回も反トランプ勢力というかディープステートの、まあ事実上の負けになりましたね。
だからこそトランプは、大勝利だとツイートしたわけですし、それからむしろこれで私はトランプの再選は固まったと思っております。
メディアは逆に報道するんですけどね、これで再選が危うくなったとかいいますけれども、よほどトランプ大統領自身の健康問題のような事態が生じない限り、トランプ・ペンスのコンビであと2年後の大統領選挙に出ることははっきりしたと思いますし、むしろそれでトランプが勝利することも、もうはっきりしていると思いますね。
一つ今回の民主党の対応を見ていれば、もう民主党は政党の体をなしてないというような状況ですね。
まあそれは民主主義社会ですから、どのような方が立候補してもいいし、どのような方が当選しても、それは民意の一つではあるかもしれませんが、
民主党の、今回特に下院ですね、下院の当選者を見た場合にやっぱりその民主党っていうのはディープステートの、まあいわば今、ディープステートの工作が成功したんだなということを改めて感じさせるような人選であったというふうに思います。
ずっと今日、一貫して申し上げているのは、その少数者のことですね。
つまりディープステートが何をやってるかっていうと、少数者の権利を擁護する、あるいは権利を高めることによって、多数者の権利を、多数者の地位を引きずり下ろすということですからね。
それを今回の中間選挙でもやったわけですね。
だから民主党からは多くの少数者っていいますか少数民族といってもいいですが、その出身者が下院議員に当選しているわけですね。
この結果は何かって言うと、結局アメリカ社会の分断をさらに進めるということになるわけです。
私はその少数者の方が国会議員に、アメリカの議員になることがおかしいと言っているわけではありませんね。
しかし普通に考えれば、どの選挙区を見ても、少数者と多数者を見れば、やっぱり多数は、その今度当選されたようなその少数民族じゃない人たちが多数のはずなんですね 。
でもそこの中で、まあいろんな要因はあるんだと思いますけれども、これはメディアなりの、いわゆる報道が大きいと思いますが、選挙運動のやり方もそうかも知れませんね。
で、それから今までずっと長い間、私は100年と申し上げた記憶がありますが、100年の間、ずっとメディアあるいは知識人、アメリカの知識人を通じて洗脳してきたことが今、効いているわけですね。
寛容な社会、マイノリティに優しい社会、こんな事は誰でも言えるんです。
みんなそれはマイノリティに対して、少数派に対して優しくなければならないと心の中では思っているわけですね。
しかしそれを強制されると、やっぱりそれはうまくいかなくなるわけ、うまくいかなくなるわけなんです。
アメリカはそれを強制されてるんですよ、今ね。
で、みんな心の中では、これは人間の性として複雑な気持ちを持ってても、それを表明できないような状況に今陥っているわけですね。
それを代弁してトランプさんが言ってくれているわけですね。
そうするとメディアは、トランプ大統領は人種差別主義者とか女性蔑視主義者だということで叩いているわけです。
しかもそれに便乗しているその少数派でない人もいるわけですからね、これはなかなかトランプ大統領の戦いっていうのは大変ですね。
普通ならそんなの72歳にもなったらやめますよ、こんな馬鹿らしいこと。
しかしトランプさんがやめずに、なお再選に意欲を示しているということはなぜかというと、トランプ大統領は彼なりの哲学があるわけです。
どうしても今アメリカを直さなきゃならないっていうか、改革しなきゃならないということですね。
ですから私はこれはいわゆるその、ディープステート対トランプ現象、トランプ哲学といってもいいんですが、アメリカファーストとの全面戦争だと思っております。
で、これが問題はアメリカだけではないということですね、それに我々は気づかなければならないわけです。
考えてみればずっと戦後起こってきたことはこの少数派対、いろんな意味での少数派対多数派の、この対立なんですね。
しかもそれが自然発生的に起こった対立ではないんです。
それをあえて対決させてきた、この2つをあえて共存をさせないようにしてきた、そういう意図的な勢力の工作があったわけですね。
それは隠されてきたわけです。
国際協調主義というかね。
それこそこういう、ポリティカルコレクトネスのもとに隠されてきたわけです、寛容な社会というきれいごとに隠されてきたわけです。
そういうのが戦後の秩序であったわけですよ。
だからその戦後の秩序を守ろう守ろうと言ってる人は、本当に考えずに言ってる人たちですね。
特に日本のメディアがそういう、先頭に立ってそういうことを言っていることに私は残念な気持ちがしますね。
もう少し勉強していただきたい、戦後の国際秩序と言いますか、第二次世界大戦後、世界で具体的に何が起こったか、第二次世界大戦まで遡るのが大変なら、東西冷戦終了後、これ今から30年前ですね、30年前でいいんです、そこまで遡って考えてください。
それから以降、何が行われてきたか、国際協調なんて一度も行われてきていない、戦争の連続であったんだ。
そういうことをちょっと考えれば、アメリカが築いた国際秩序を守らなきゃならない、それに異を唱えてそれを潰そうとしているトランプはけしからん人物だというようなメディア、メディアの報道はいかに間違ってるか分かりますね。
だからメディアも、日本のメディアも含めて、ディープステートの一員なんです。
こういう言い方は失礼ですがね、でも言わざるを得ない。
彼らは気づいてるのか、気づいている人はほとんどいないんでしょうけどね、自分たちが使われているということに気づいていないわけですね。