公開情報だけで世界の真実は読み解ける
前回、私の立ち位置の一つとして、私は親日であるということを申し上げたのを覚えておりますけれど、今回は、私がいろんな国際情勢を分析して皆さんにお話しておりますけれども、その私のその国際情勢の分析のやり方ですね、それの基本というものをもう一度皆さんと一緒にシェアしたいと思っております。
それがなぜ重要かというとまあこれから、あとで、たまたま今日目に付いた新聞記事を引用してお話申し上げますけれども、結局、今の、何て言いますかね、いろいろなメディア、既存のメディア、まあ無視してもいいんですが、
さらにまあインターネットメディアも通じていろんな、物知りの方、っていうのは失礼な言い方ですけれども、非常に世界の事情に通じておられる方が少なからずいらっしゃるわけですね。
それはそれで私、立派なことだとは思っておりますけれども、その方々と私の違いというものを、一つはっきりさせておきたいと思うんです。
というのは私は一切、いわゆる裏情報って言いますか、秘密情報って言いますか、情報屋の情報と言いますかね、そういうものは一切使っておりません。
そういうアクセスもありません。
私は公開情報のみで、この国際問題、まあ日本の政治も含みますが、を分析判断しているということですね。
実際公開情報で、まず99.9%まで分かるということは私自身の経験からそうですし、皆さま方の多くはそういういわゆる秘密情報とか特別情報をお持ちでない方がほとんどですので、そういう意味では私のやり方というものを理解していただければですね、皆さん自身もこの世界で起きていることをまあ事実上99.9%まで理解することができるということなんですね。
今日は私のやり方、情勢の分析ですね、そのやり方をもう一度ここで改めて確認しておきたいと思うわけなんですね。
ですからまず、公開情報のみだということですね。
その公開情報の中にはもちろんいわゆる既存メディアの報道も入っているわけですが、それをそのまま鵜呑みにするわけではないわけですね。
むしろその行間を読むといいますか、既存メディアの問題点っていうのは、以前に取り上げましたけれど、今日も少しおさらいをしてみたいと思いますが、その既存メディアの報道の裏側にあるものですね、あるいは行間と言ってもいいんですが、それを読むということなんですね。
それを公開情報を利用しながらって言いますか、公開情報を見ながらそういう作業をする必要があるということなんですね。
公開情報というか、既存のメディアの報道そのまま鵜呑みにするわけではないわけなんです。
メディアは嘘で洗脳する為の装置
これは非常に重要なことでして、むしろ鵜呑みにしてはいけない、あるいは、既存のメディアはやはり一種の洗脳をやっている危険がありますので、危険があるっていうか堂々とやってるわけですね。
ですから我々は、メディアの報道ってまあそういうものだということを踏まえながら、公開情報の分析を行うと、こういう姿勢が必要なわけなんですね。
以前にも別の番組だったと思いますが、そういうお話は申し上げたことがありますけれども、今一度これは確かめておきたい。
ということは未だにですね、これからちょっと例を挙げますが、日本の政治家の方、日本のメディアはもちろん、メディアとしてのインサイダーですから、はっきり言えばフェイクニュースを毎日垂れ流しているわけですね。
こういう言い方は失礼ですけれども、しかしそう言わざるを得ないというのが現状なわけですね。
その証拠はもう今まで何度も示してきましたが、今日もまた示そうと思いますけどね。
そういう状況にあるわけですね。
私が裏情報を信用しない理由
それからもう一つは、逆に言えばですね、なぜ私が裏情報とかいわゆる情報屋と称する人ですね、その情報を信用しないかというと、そこには一つの危険性があるんですね。
それは、この世界ではディスインフォメーションと言いますが、要するにゆがんだ情報である可能性が高いということなんですね。
考えてもみれば、例えば皆さんも時々こういうネット放送なんかでいわゆる保守の方の分析なんかを聞かれることあると思いますけども、中国とか、特に中国とか北朝鮮ですね。
で、その時に例えば北朝鮮の中枢に近い人の情報とかね、中国の共産党の幹部の情報、幹部筋の情報なんていうのは、ちょっと眉唾もんですね。
常識的に考えれば、そんな例えば北朝鮮なら北朝鮮の中枢にある人が、タダで情報をくれるわけがないわけですね。
しかも、それはもちろんそういうその人は、その情報源はもちろん明かさないわけですけれども、本当にその方自身が、その情報を自分でチェックして、自分でこなして、皆さんにそれを紹介しておられかどうかっていうのはまた別問題ですからね。
右から受け取って左に流していれば、これは下手をすると洗脳、工作に加担していると、そういう危険もあるわけです。
某国の情報による洗脳を見抜く方法
もちろんどの方がそういう洗脳工作をやってるかっていうのは私は分かりませんし、ここで申し上げるつもりはありませんが、わかりませんというものの何となく想像はつきますけど、ただそういうことを名前あげては申し上げませんが、
皆さんが聞いておられて、まずどこかの政権中枢から自分が得た情報だっていうのは、ちょっと距離を置いてみられたほうがいいと思います。
保守系の人も私がよく知ってる人も、時々そういう言い方をする方もおられますけど、それは逆に考えてみれば、なぜそんな情報をくれるのかということを考えてみたらわかることです。
だから私は、繰り返しますが公開情報しか充てにしないんです。
そういう裏情報には必ず裏があるって言うことですね。
下手をすると、自分が知らないうちに相手の情報操作に乗せられているという危険があるわけですね。
私も時々こういうインターネットで、あるいはyoutubeなんかで物知りの方の解説を聞くことはあるんですが、それはよくご存じですね、右から左にね。
でも人間の能力から言えば、自分の力でそこまでの情報は手に入れることができないわけですね。
ということは、言うまでもなく、誰かから情報をもらっているわけなんですが、ほとんどの方はもらっておられると思います。
それ自体は悪いとは言いませんが、その情報をもらったその方が、その方々がもらった情報を自分なりにこなしているかどうかという、このプロセスを経た情報であるかどうかということで、その情報の意義っていいますかね、内容が全く変わってくるわけです。
それを聞いたままもし流しておられる人がいるとすれば、それは皆さん自身がそういう物知りの、知識人の話を聞かれて、知らず知らずのうちに洗脳されているということになるわけですね。
そういうことも踏まえて、今回あえて私は公開情報の重要さって言いますか、逆に言えば裏情報の危険性ということをもう一度これは強調しておきたいと思ったわけですね。