フィフィ 蓮舫議員への批判が事実誤認と判明し謝罪
エジプト出身でタレントのフィフィさんのツイッターでの蓮舫さんに対する発言が、事実に基づかないといとして、批判が広がっているようです。
騒動の発端は、17日にフィフィさんツイッターで呟いたこんな発言から、
画像出典:BIGLOBEニュース
小学4年生の女の子が虐待によって殺害された事件に関して、蓮舫議員が安倍政権に対し、「子供一人の命を守れない国とはなんなのか」といった発言を受けてのものと思われます。
フィフィの蓮舫デマのネタ元は辻よしたかじゃなくてこっちだと思う
8000RT超えてた pic.twitter.com/xpgOV9A3GI— 軍畑先輩 (@ixabata) 2019年2月18日
実際には、児童虐待防止法の改正は、全会一致で可決されており、賛成205票、反対0票と反対をする議員は1人も存在しませんでした。
しかもこの法案が可決されたのは、平成16年(2004年)の4月に国会で成立したものであって、蓮舫さんが国会議員に初当選したのは平成16年(2004年)の7月。
つまり、蓮舫さんは、児童虐待防止法に反対もなにも、そもそも国会議員ですらなかったというわけですね。
おそらく、もし国会議員として活動されておられたとしても、反対票は0だったわけですから、蓮舫さん一人が、児童虐待防止法の改正に、反対するという事は無かっただろうと思われます。
何か誤解が流布されているようです。
私は議員になってから児童虐待をなくすための活動に力を入れています。2004年夏に初当選し、児童養護施設の視察を重ね、その秋に施行された児童虐待防止法と整合性を取るための児童福祉法改正案について初めての本会議質問を行いました。https://t.co/PiGoHeVqP9
— 蓮舫・立憲民主党 (@renho_sha) 2019年2月18日
当時の厚労委員会の質疑をHPに急遽、あげました。よろしければご覧ください。https://t.co/SCDs59uAbU
この法案は委員会も本会議も全会一致で賛成されました。
命を守る政治にこれからも取り組みます。 https://t.co/KIasCCsYO9— 蓮舫・立憲民主党 (@renho_sha) 2019年2月18日
なお。
私は2004年7月11日の参議院議員選挙で初当選しました。 https://t.co/wZ0ci3bZsf— 蓮舫・立憲民主党 (@renho_sha) 2019年2月18日
児童虐待が疑われる家庭への警察の立ち入り権に反対した民主党
平成16年(2004年)に全会一致で可決された児童虐待防止法案の改正ですが、法案の内容に関しては、当時の民主党から、反対意見が出ていたといいます。
現在、小学4年生の女の子の虐待事件などになぜ警察が介入しないんだという疑問をお持ちの方もおられると思うのですが、実は、当時の民主党は、児童虐待が疑われる家庭への警察の介入は、警察の権力の濫用が懸念されるとして、反対したという経緯があるといいます。
結果として、児童虐待が疑われる家庭への立ち入り権は、児童相談所にしか認められないという事となり、現在も警察の介入が、困難になっているという事情があったりするんですね。
2004年の民主党の代表といえば、年金の未納で代表を辞任した菅直人さん、
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同じく年金の未納で、出馬辞退に追い込まれた小沢一郎さん、
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無投票で代表に選出された岡田克也さんあたりですね。
画像出典:Iwj
フィフィさんは、この事と事実誤認をされておられるのかもしれませんね。