エヴァンズ・リヴィアの巧妙な洗脳の手口
これを読むと一般の人は、そうなんだ、とこう思ってしまうんですね。
でもこれは巧妙な洗脳なんです。
どこが洗脳なのかおわかりになったと思いますがね、過去の合意っていうのはみんな北朝鮮が破ったわけですよ。
過去の合意でアメリカと北朝鮮がやるべきことが書いてあってました、と彼は言っているんですね。
だから過去の合意はちゃんとしてたけれども、今回はアメリカと北朝鮮が何をやるべきかが具体的に書いてないからダメだって言ってるんですけどね、具体的に書いても北朝鮮は全部それを反故にしてきたんですよ。
そういうことを書いてないんです。
だからこれならね、このどこか特派員の人が、聞き手さんがいるんですが、聞いたんだったらそれを彼に追及するとかね、あるいはそれを、コメントを、記者のコメントとして、産経新聞の記者のコメントといって入れなきゃいけないですよね。
つまり今まで、北朝鮮はこれこれをやります、アメリカはこれこれやります、そういう合意文書を作った。
ところが全部その合意文書を反故にされてきたんですね。
そういうことをこのリヴィアさんっていう人ですか一言も触れてないわけですよ、これ洗脳なんですね。
トランプ潰しの為にメディアが垂れ流すフェイクニュース
画像出典:holanews.com
だから今回トランプが北朝鮮にしてやられたなんかを言いたいがゆえにこういう嘘をついているわけですね。
これはフェイクニュースなんですね。
そのフェイクニュースを堂々と、産経が何もコメントせずに流しているんです。
だから私が先ほエドワード・バーネイズの「プロパガンダ」のお話をしましたけどね、未だにアメリカのメディアもそうなんですよ、CNNもABCも、あのニューヨークタイムスもずっとそのバーネイズのこの法則を守ってるんですけどね。
日本のメディアもそれをやっているということなんです、既存メディアはね。
我々を洗脳して、つまりフェイクニュースで洗脳しているわけですね。
それをトランプ大統領はフェイクニュースだ、フェイクニュースだとこう言ってるのは、彼の単なる思いつきじゃないんです。
アメリカが、今までアメリカの既存メディアのフェイクニュースでどれだけ誤った方向に引っ張られていったかということを、トランプは言ってるわけですね。
メディアを支配するウォール街の正体
画像出典:BBC.com
ところがメディアそういうことを言うと自分の自殺になりますから、一言も言わないんですけどね。
しかしこれは日本のメディア、日本だけじゃないんですが、ヨーロッパのメディアも同じですからね。
しかし欧米のメディア、日本のメディアもそれを改めない限り、国は良くならないわけですね。
ところがなぜここで皆さんもお気づきになると思いますがね、なぜそういうことをやらなきゃいけないのかということなんですね。
そうするとアメリカ、まずそれがアメリカに始まって、アメリカはアメリカ国民をいわば洗脳するためにメディアというものが存在して、そのメディアを支配してたのははっきり言えばウオール街だったわけですね。
ウォール街の金融資本だったわけです。
アメリカの支配者が米国大統領では無かった現実
そうするとその真の支配者であるウォール街の金融資本のたまたまワシントンにおける代理人が大統領というにすぎないと、こういうことになるわけですね。
それはだってそのバーネイズ自身先ほど紹介したバーネイズ自身がそう言ってるわけですよね。
アメリカの真の支配者はアメリカの世論、世論っていうかアメリカの国民の意見をコントロールできる人だと、気づかれずに、大統領はそんなことできないですからね。
だからアメリカの支配者は大統領じゃない、と言ってるんですよ。
もう今から100年前からアメリカの支配者は大統領ではないんです。
こういうことを言ってるんですけれども、バーネイズのこの「プロパガンダ」っていうのは、そういうふうには解釈されずに、重視もされてないですね、言ってることはね。
どこかで眠っちゃってるんだと思います。
個人であれ集団であれ生存競争がある限り謀略は存在する。謀略は密なるをもって良しとするから必然的に陰謀となる。にも拘らず国家・民族間の角逐に陰謀の存在を認めようとしない識者が多い。それは彼ら自身が邪悪な陰謀を企んでいるか加担しているからに相違ない。
彼等の常套手段は、彼らのたくらみに言及する者に『陰謀論者』というレッテルを張って論壇の主流から追放することである。そのため論壇でも政治の場でも架空の議論しか聞くことができない。
そうした中にあって地位も名声も確立された馬淵氏が、陰謀勢力の猛反撃のリスクを顧みずその存在を堂々と指摘されている姿勢には敬服する。欲を言えばもう一歩踏み込んで
具体的な敵を想定したシミュレーションを語っていただきたいところである。