2019年 御代替わりの年
実は私が今心配しておりますことは、2019年なんですね。
2019年になぜ心配しているかと申しますと、御代替わりの年だからですね。
平成天皇、平成時代から新しい御代になると、これが実はもうあと1年以内に起こることなんですね。
我々は今そういう実感がわきません。
それは幸いなことに、天皇陛下がご健在でいらっしゃるからなんですね。
我々は、御代が替わるということは頭では知っていても、なかなか感覚的には腑に落ちないわけです。
しかしそれはもうあと11か月で必ずやってくるんですね。
日本で密かに進む破壊工作の実態
ところが、これがスムーズに行われれば何も問題ないわけですが、昨今の内外の情勢を見てみますと、それがスムーズに行えるかどうかということに対しては、私は非常に疑問を持っているというか、心配をしております。
今、表には、今は静か、表には際立って表れておりませんが、その水面下ではさまざまな工作が行われていると、そのにおいがにおってくるんですね、プンプンと、残念ながら。
ところが、やはり日頃、地上波や既存の新聞の報道だけで世の中を判断していると、その嫌な臭いに気づけないって言いますか、臭って来ないという状況にあるわけです。
ですから私はこの本で、「2019年世界の真実」と申し上げましたが、その一つの大きな問題は御代替わりなんです。
日本自身の問題なわけですね。
世界で起こる大きなうねりの正体
もうその2019年に向けての大きなうねりって言いますか、それは既に始まっているわけですね。
これは別の機会に何度も申し上げましたが、実はもう2年前に始まっているわけですね。
その時我々は、どれだけ気づいたかどうかっていうのは疑問なんですが、天皇陛下が突如といいますかね、譲位の意向を表明されたということです。
これ自身は、単なるNHKのスクープで終わる話ではなかったわけなんですね。
既定路線とされた天皇陛下の御譲位
ところが、その後のわが国の動きというものは、もう譲位されると、当時は生前退位なんて失礼なことを、退位なんていった言葉ですね、失礼な言葉を使っておりましたがメディアも、その譲位されるということがもうその段階で既定路線になってしまったんですね。
これはどう考えても、わが国の国のあり方としておかしなことなんです。
でもその時におかしなことだというふうな論評って言いますかね、それはまず私が知る限り見られなかったんです。
既存メディアは、こぞってこの天皇陛下の譲位の意向をまあ歓迎したわけですね。
歓迎という言い方は正確ではありませんが、それに国民はお応えすべきだという、その論調で一致していたわけですよ。
これは非常に奇異なことでしたね。
メディアが密かに進める皇室解体計画
そもそも、そういう、実に200年ぶりの出来事なわけですね、陛下が譲位されるということは。
それに対して一報道機関がスクープで処理すべき問題ではないわけなんですね。
言うまでもなくこれは、政府が正式に発表して、それから物事が動き出すというのが物事の筋だと思うんですけど、実はそうならなかったというところに、すでにこの問題が、私に言わせてみれば工作であるというにおいが、嫌なにおいがしてならないわけなんですね。