今の自民党に中国やアメリカに対抗する力が無い理由
だからそういう意味では、今自民党政権では、それを規制する法律はできないんですね。
だからそれをやれるような、いわゆる本当の保守の政党が必要だっていうのは、そういうところにもその根拠があるんだと思うんですね。
私は遠慮せずに議員立法で、本来の自民党を作ればいいんですよ。
だから堂々とね、国家安全保障上の理由があればね、立ち入りできると、しかも外国人の持っている土地ですからね、何の遠慮もいらない。
立ち入りできるっていう法律を、1本作ればいいだけの話なんです。
それはできないのはね、結局自民党がチャイナマネーにまみれてるってことですよ。
親中派と親米派に何の文句も言えなくなった理由
そうなんです。
まあ親中派の権化のような二階さんがね、党を牛耳ってるっていうね、そういうところがやっぱり、ちょっと聞くと、選挙というのはすごいですね、党の主導、小選挙区になってから、圧倒的にものが言えなくなっているっていうね。
菅・二階ラインとみんな言ってるんですけどね、やっぱりその辺の物凄さはやっぱりちょっと救いがたいなという気がちょっとしてきてましてね。
ただまあ我々、やっぱり安倍総理もやっぱり総理ですから、そこはちょっと踏ん張ってもらわなきゃいけないっていうかね
孤軍奮闘ということであったとしても、最高責任者としてね、やっぱりこういう問題は。
いやせめて私、もうちょっとなんか、これどういう要請なんですかね、こんな短い、16時間ずつぐらいでね、成立させちゃったんですね、これ。
自民党の国会議員のある人の話だと、最初は入国管理局みたいな形で、入国をキュッとやると、徹底管理すると、それで我々聞いてたんだと。
それで進めてたら、いつのまにかガランと移民の法案に変わっちゃったと。
そのままわーっときて、押し切られたと、弁解がましく言ってるんだけども、ただそれも結構本当らしいんですよね。
法務省と入管管理局の恐るべき正体
だと思います。
それは最初の、政調が叩くわけでしょ、叩くっていうか法案をヒアリングしますね、そのときにちゃんと叩かなきゃいかんですよ、そのときに修正させなきゃいかんです、法律をね。
それでね、法務省の中身をいいますとね、私も行政管理庁にいたから若干知ってるんですけどね、法務省の中で入国管理局だけはね例外なんで、例外っていうか、充て検って言ってるんですが、局長は検事じゃないんですよ。
その他は全部検事ですからね、法務省って言っても実際は検察庁の出先みたいなもの。
だから法務事務次官よりも検事総長のが上なんですよ。
法務事務次官を経験してね、そののちにしか検事総長にはなれないんだから。
充て検っていうんです、検事を充てる。
ところが、検事でない局長は入国管理局長だけなんです。
だから外務省と、昔は外務省の人間が出向してよく管理局長をやってたんですがね、今はもう人事交流がなくなりましたけど。
だから法務省の、いわゆる検事じゃない、司法試験を受かってない人の、いわば入国管理局って言うのはね、そのキャリアの人のいい行き場っていうか、入国管理局長が最高のポストなんです。
それが今度、庁になるっていうことはね、結局格上げなんですね。
ほとんどの幹部は検事なんだけれども、そうじゃなくて、いわゆるその国家公務員一種試験ですかキャリア試験を受けて、法務省の職員になっても、二流扱いだった、こういう言い方は失礼だけど。
ところが今度、入国管理庁になって、長官までなれると、次官に次ぐポストですよね。
これは、法務省のいわゆる検事でないキャリアにとってこんなありがたいことはない。
彼らは一生懸命やります、つまり、法律を作り、今度法律改正して予算を取ってきて、今度予算増えるでしょ、人員も増やしてね、こういう自己増殖になるるんです。
そこに、彼らの、官僚のいやらしい点は自己裁量を持たないと本当の権限の強化にならないわけですね。
権限が全部法律で決められていると、つまり法律をただ単なる執行するだけになる。
ところがそこでグレーゾーンをつくっておければね、自分のさじ加減でできる。
そうすると、そのさじ加減を求めて政治家なりいろんな人が寄ってくる、そういう悪循環。
今回もろじゃないですか。
もろです、もろですよ。
そういうことなんです、だから法務省っていうのは気を付けないといけない。
私はじめて、不勉強で法務省の中がそうなっていると初めて聞きました。
それだとなんとなく、構造が納得できますよね。
法務省が次に狙う人兼擁護法案の恐るべき狙い
もうひとつ、今日の話と飛びますけど、心配しているのは、そのうちまた法務省が、人権擁護法案を出してくるきらいがあるんです。
これを今の、もし、おっしゃるような、菅・二階ラインだったらこれ、通しますよ。
通します、野党が賛成するんですよ。
小泉さんのときに1回、出したんですよね。