ネオコンもやっと認識した中国共産党による政界制服
私やっぱりみなさんが、私も中国を批判するんだけども、あの70年代くらいの貧しい、乞食だらけの、失礼ながら、あの中国が、この30年間、40年間で日本を追い越して、まあやっぱり世界一のね、むしろロシアを追い越してね、人間の数や工業や生産も貿易も世界一になっているということを考えるとき、
あのやり方がね、まあみんな民主的じゃないと批判するけれども、現実には膨張させたねと、中国人は今一応飯を食わせてる。
私はファシスト国家を批判してますけど、その怖さっていうのはやっぱりちゃんと見ておかないと、人類史的な問題として中国を見ておかないとまずいんじゃないかなと思うんですよね。
おっしゃる通りですね。
ようやくアメリカもね、アメリカも、今そういう意味で中国を肥え太らせたね、アメリカのネオコン勢力、というかウォール街もそれに気づいたというかね、いよいよ中国抑えなきゃいけないと。
そうでないと本当に、あのウォール街が目指した世界秩序ではない、この世界秩序が私はいいとは思わないけれども、彼らが目指している世界秩序ではないね、中華秩序で世界を統一しようということを中国がもうあからさまにしましたからね。
挑戦してますよね。
米中戦争が激化する理由と日本のチャンス
これはもうアメリカも潰す以外ない。
その点では、トランプだけじゃなくて民主党っていうか、ネオコンも含めて、旧勢力も含めてね、中国を抑えるということで舵を切りましたからね。
だからそれは今日本としてもチャンスなんです。
ただね、そのアメリカの旧勢力はトランプのロシアゲートを追求しているわけで、これはもう根も葉もないゲートなんですけどね、トランプの追い落としなんです。
だからアメリカには2つのファクターがあって、トランプは追い落としたいと、しかし同時に中国は抑えたいと。
これが今までの勢力ですね、戦略なんですね。
ところトランプはあの中国が抑えると、しかもその反グローバリズムであるということでロシアと組んで世界をマネージしたいっていうのがトランプなんだと。
その後半部分はね、旧勢力、ウォール街の勢力は認められない。
だけど先程申し上げましたよね、今、トランプが一応アメリカを、政界をグリップしてますからね、共和党もおさえましたから、それは安倍さんやるチャンスなんです。
安倍総理の足を引っ張る菅・二階ライン
画像出典:日刊ゲンダイ
それがねやっぱり、今見てると、その旧勢力の、二階・菅ラインといわれるのが、どっちかというと中国とやって、というね、古い形のグローバリズム、それを進めようとしてて、なんでみんな一周遅れのトップランナーみたいなことを今自民党政権が、安倍政権がやってるんだっていうね。
日本のメディアは旧勢力の代理人
その、菅・二階ラインもね、アメリカの、つまりその旧勢力も含めて対中戦略が変わったということは、まだあの十分理解しておられないですね。
もう一つはね、まあはっきり言って申し訳ないけど、産経新聞はじめ日本のメディアはもう左にいく事が酷いんですが、産経も含めて旧勢力の、いわば代理人みたいなことを。
戦後体制なんですね。
トランプ大統領を批判する親米保守の正体
画像出典:CNN
戦後体制をやってきたわけでしょ。
ですから今産経も、4島返還って言ってるわけですよね。
これは日露平和条約を結ぶなということですからね。
北方領土問題を解決する必要はないし、させないっていう調子なんですね。
だからこれを、日本のいわゆる親米保守もずっと言ってきたわけです。
そういう意味ではね、日本の親米保守っていうのは、要するに、その米というのは何かというと、ネオコンだったわけですね。
だからそれがトランプになって、そのアメリカの支配、っていうか権力が変わったんですけど、それについていけないのがね、日本の多くの親米保守なんです。
だからね今まで一応その親米保守と言われてた人たちが、なぜトランプを批判しているのかっていうことです。
それは彼らが寄ってたアメリカの勢力、旧勢力、ジャパンハンドラーズたちの勢力が、今トランプによって取って代わられたからなんですよ。
日本の親米保守っていうのは、そういう意味ではだんだん馬脚をあらわしつつある、ということだと思いますよ。