日本を蝕む財務省の緊縮財政
それは日本全体で緊縮財政が維持されてて、各省庁何%って削減の規則があるから、当然宮内庁も対象外じゃないんですよと。
となると、ある意味で法律に則ってるんですよね。
法律と伝統であったり、国家の安全保障であったりナショナリズムってものが完全に対立している状況だけど、こっちのほうが優先されているっていうのが今の日本なんです。
それと、もっとお金的な問題でいえば、日本の大嘗祭の、立派な儀式は、世界に日本をアピールする、観光としてもですよ、こんなすごい国なんだっていう、ものすごい実は効果がね。
それを何億円とか、10億円だ20億円だとケチってね。
国にできないんであれば、前に渡邉先生と話をしたことがありましたけど、寄付制度とかなにか。
象徴天皇という響きに感じる違和感
この前の談話で、僕がちょっと気になったのは、象徴であることというのを盛んにお言葉で繰り返された。
象徴っていうのは、たかがマッカーサーが作った憲法で入ってきた言葉でね、皇統の長い歴史から見たらつい最近に起きた異変であって、象徴という言葉自体がね、非常に違和感がある。
もう一つ違和感、もっと最近だけど、秋篠宮様のお言葉で、宗教色が強い、宗教かよって言うね。
一瞬、こういうことを、宗教だったの、というね。
あれは戦後、宗教にカテゴライズされたんだけど、あれは宗教じゃないですよ、神道っていうのは。
宗教色はあるけども、宗教でくくれないところがね。
宗教じゃない。
宗教だったら教義もなきゃいけないし、教義に背いた者は処刑しなきゃならないし、そんなもの一切ないんだから。
入信とかもないですからね。
宗教色が強い一面があるというふうなニュアンスで、宗教というふうにはおっしゃってはいないんですけどもね。
でも宗教って言葉をクオートされたことが、非常に、ちょっと異様に。
悪用されそうですね。
日本の皇族のおかしな所
日本の皇族の大変なところっていうか、おかしいところは、第2次世界対戦を負けて、そのあと作られた憲法によって象徴とされたんだけれども、この象徴という言葉の意味は人によって解説が全く異なると。
さらに言うと、たとえばイギリスですと、イギリスの王室というのは王室資産を持っていて、その王室資産の中で自由にやっているわけですよね。
それに対して日本の陛下、天皇家というのは、国の予算の中で動かされていて、それはもう完全に自由がないというような状況になっていて、これが例えば大嘗祭にしても何にしても、民間から寄付を集める制度もないので、国が決められ、国の国会が決めた予算の中でしか動かせないってこういう不自由さもあるんだと思いますね。
だから、高清水さんの番組で私も言ったのは、そんな金がないっていうなら、我々がいくらでも浄財を集めますよと。
日本の敗戦後GHQが行った皇統解体計画
もともと戦前、太平洋戦争に負ける前の皇室っていうのは自分たちの財産でやってたじゃないですか。
それをGHQが外したから、11宮家がいなくなってしまって。
70何年間ずっと、皇統解体計画っていうのは続いて継続してる、その延長線上の話でしょう、これは。
それがだんだん徹底してきてね、だから今本当に、平成の御代の御代替わりというのは非常に、皇統の、いわゆる国体そのものの危機がね、日本が日本でなくなる危機だということを、もう少し国民も、お祝いとかいろんなことあるけれども、そこが一番私は平成の御代の、一番関心のあるところなんですけど。
さっきの話だと、じゃあ対中国の防衛予算を増やさなくていけないんですか、じゃあ皇室予算削りましょうって平気でやりますからね、今の日本は。
こういう馬鹿げた考え方の国家なんですよ、すでに。