民主主義を無視して種子法廃止を通した売国奴の手口
さすがに、、日本の食料安全保障をぶち壊す種子法を提言したとかいうのが、例えば地方で広まっちゃうと、まず落ちるね、それは勝てない。
でもそういうことじゃないですよね。
一般の民間人、特に経営者ね。
宮内さんも新浪さんも竹中さんも経営者ですから、彼らが政府に何とか会議のメンバーで入っていって政治を動かしちゃって。
今我が国はすでに民主主義が成立していません、という状況になっちゃっているんですよね。
別にオリックスの宮内さんたち、あるいは竹中さんたちがビジネス拡大するのはいいですよ、いいんだけど、国家っていうのはフラットじゃないから。
国家の階層
国家っていうのは、こういう階層構造になっていると私は考えています。
一番下に国土がある、領土、領空、領海ですね。
その上にハードウェア、物理的なインフラストラクチャーがありますね。
皆さんだってここに来るときは地下鉄に乗って、道路を歩いてきたでしょ。
そういうインフラストラクチャー、道路、橋、トンネル、送電網、交通網といったインフラストラクチャーがありますよね。
で、ここまではまあだいたいみんな納得するんだけど、ここからその上、物理的な形を保ったインフラストラクチャーの上に、ソフトウェア的なインフラストラクチャーがありませんか。
つまりさっきの経世済民国民が豊かに安全に暮らせるようにするために、最低限政府としてはこのサービスを維持しなきゃいけないという、そういう階層があるはずなんですよ。
具体的には農業であり医療であり教育、防衛、行政、建設、電力、ガス等ですね。
グローバリズムが強烈に狙う階層
で、グローバリズムの狙い目は、さっきの関西空港のように、あるいは水道のコンセッションもそうだけど、民営化もそうだけど、ここ、第3層を今強烈に狙ってきています。
なんでかというと、ビジネスになるからです。
どういうことか、要はね、どれだけでデフレで貧困化しても、皆さんが貧困化しても、食べ物は買うんですよ、だって死んじゃうじゃん、食べないと。
あるいは、お金がないから医療を受けないってなかなか難しいですよね、死ぬかもしれないんだから。
こういう、絶対に必要な部分っていうのは、需要が消えないのでビジネスとして非常に
美味しいんですよね。
少々高くても買うんですよ、みなさんは。
だって食べ物を買わないわけにいかないでしょ。
だからこそ狙われてます。
例えば、行政ってビジネスになるのと思ったでしょ。
もうとっくになってますよ。
大阪の行政窓口を派遣社員にし受注したパソナ 竹中平蔵
画像出典:Yahoo!ニュース
例えば大阪府は行政窓口を全部派遣社員にするということで入札して、民間の派遣社員に変えちゃったんです。
で、それを受注した企業がどこか、ほぼ8割ぐらいが、パソナ。
つまり竹中さんがやらせたんです、あれ。
それで、大阪の行政窓口を全部民営化しようじゃないかと。
で、派遣社員です、じゃあ応札してっていったら応札したのがパソナで、取っちゃったんです。
東京もそうですよ、東京の市役所の窓口、区役所の窓口も、ほとんど派遣社員の民間人。
ビジネスになっちゃってるんですよ。
これが今の日本の実態なんです。
まあこの上はいいよ、100歩ゆずって、それ以外の産業っていうのはどうでもいいんだけど、少なくとも3層については、国家の関与を緩めちゃいけないんだけど、なんでかというとみんなが必要としているから。
だからこそビジネスになるということなんですよね、わかりやすいでしょ。