学力もボロボロにした日本の政治
よくあるご意見のもう一つはこれでして、これは去年、ネイチャーが出してた記事で、日本がもう、学術レベルが落ちてるという話なんですけども。
中国とか韓国とかが論文数も増やし、論文シェアも増やしている中で、日本の論文数っていうのが2005年から10年間、横ばいですし、右側の図は2005年から2015年の日本の分野別の論文数なんですけど、世界の伸びに比べて日本はほとんどの分野でマイナスになっているとということで。
2005年から10年間というのは、大学を独立行政法人化して運営費交付金を毎年1%ずつ減らしまして、みたいなことをやって、財政再建に努めてきたということで、それで大学を改革しなきゃいけない、競争資金を入れて、みたいな感じで散々いじくり回した結果がこれです。
だからまあよくあるご意見のせいで、国富国力の源泉である学術すらもうボロボロ。
日本のノーベル賞は過去のもの
最近ノーベル賞だなんだって喜んでるのは、みんな過去の成果ですので、もうこれからダメになっちゃうんじゃないですかねということで、よくあるご意見というのはどれだけ酷いことになっているかということであります。
デフレと花粉症で日本人を苦しめる日本政府
この時期花粉症とかで私もめんどくさいと思っていますけど、あれも、森林の手入れも財政出動でさっさとやればいいのに、花粉症もよくあるご意見のせいで、なにからなにまでよくあるご意見のせいで、お金がなにかを理解していないせいで、これだけ愚かなことになっていると。
したがって、まとめますと、貨幣とは何かを理解していない、つまり信用貨幣を理解していない、商品貨幣論をバックとして思ってるせいでしょう、そのせいで量的緩和でデフレ脱却できると思って失敗。
それから、ありえない財政危機を懸念して、財政健全化にシコシコ20年も励んで、20年も経済停滞の上、財政は更に悪化。
ビットコインに期待して大損をこく日本人
同じそういう人たちは仮想通貨に期待して殺到して大損ということで、実は仮想通貨、先ほどビットコインはほとんど半分以上を日本人が占めているということと、財政の問題が騒がれていること、量的緩和やって物価が上がらないこと、20年間経済が停滞していること、全部通じているということなので、
従って結論は、ということで先生方、はいみなさんご一緒に、ということで、財政悪化なくして財政再建なし、というまた人に理解されないことを言って終わります。