千葉県野田市 小4女児 栗原心愛ちゃん 父親からの虐待で死亡
千葉県野田市で虐待された小学4年生の少女が自宅で死亡し、
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両親が傷害容疑で逮捕された事件、
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父親は冷水シャワーを浴びせるなど、暴行を加えた疑いで先月26日に逮捕。
母親も、暴行を知りながら止めなかったとして、今月4日に逮捕されました。
また、この虐待死を巡っては、恐育委員会や児童相談所の対応も問われています。
少女は、おととしの11月6日、学校のアンケートで父親、栗原勇一郎容疑者(41歳)からの暴行を訴え、11月7日に、千葉県の柏児童相談所が一時保護、
その後も親族宅で過ごすなどをしていましたが、昨年の2月「父からの暴力は嘘」などと記した文書を父親が児童相談所に提示し、児童相談所は少女を父親が住む自宅に戻す決定を下しました。
しかし…
柏児童相談所の二瓶一嗣所長は、
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「(文書は)父親に書かされている可能性が高いというふうに認識しておりました」
と記者会見で告白。
その後面会した少女が「父親に書かされた」と打ち明けていたにも関わらず、少女を自宅に戻していた事が判明。
また、野田市の教育委員会は、
父親の威圧的な態度に恐怖を感じたとして、少女が父からの暴行を訴えたアンケートのコピーを、父親に渡していた事も分かっています。
栗原心愛ちゃん 虐待事件 一体誰が悪いのか?
こちらのニュースでございますけれども、児童相談所、恐育委員会の杜撰な対応なんですけれども、志らく師匠、こういったニュース、本当に無くならないんですけれども
連日、情報番組でも私はこれに対して怒っているから、もはやもう、何に怒っているのか分からなくなっちゃっている、もう頭にきすぎて。
もう、そりゃあ一番悪いのは父親ですよ。
この父親には人間の心が無い「人間じゃない」というと「彼も人間だ」といって、また炎上したりするんだけどね。
世の中にね、正解とか正しいというのはよく分からないんですよ。
何が正解かって。
だから、法律を作ったり、道徳を作ったり、後は宗教でやったり。
でも間違いなく正解なのは、子供に対する無償の愛、これは絶対に動物にだってあるんだから、これだけは本当に正しい事なんですよ。
なのに子供をね、平気でこうやって虐待するというのが、また日本は多いわけでしょ。
これはもう、意味が分からないですよね。
これを助けてあげる事が出来なかった大人たち、
母親をはじめ、大人たちですよ。
特に、教育委員会と児童相談所。
これ、一人でもなんとかしようという心のある人がいればね、助けられているんですよ。
それが結局助ける事が出来なかった。
中には、これは数の問題ではなくて、心の問題だというね。
いやいや、児童相談所は大変なんだと、100人の子供に対して、一人の大人が対処するくらい人手不足。
これは国がなんとか、これからでもね、改善していかなくちゃいけない。
増やして行こうと。
2022年度までに、政府は約2000人増やす方針だと、児童福祉士をというふうに。
だからと言って、忙しいから死なせちゃったんですって、こんな事はあり得ないわけでしょ。
ちゃんとしたね、心のある大人が一人いたら、絶対にこれはなんとかなるんですよ。
この大人たちどうなってんのと、もうね、怒り過ぎて話がまとまらないですよ。
この地域の柏ですか、教育委員会とか児童相談所が特にそうなのか、全国的にもそうなのか
いや、全国的にそうだと思いますよ。
私の知り合いの根、女優さんがこの間ツイッターに書いていたんだけれども、子供の頃に虐待されていた。
それである時、犬の散歩と称して逃げだして児童相談所に行って「お母さんにいじめられたから助けてください」と言って、向こうの相談所がなんて返したかというと
「ママと一緒においで」
と言ったっていうんですよ。
そんなもんだんですよ。
落語じゃないんですか?
落語じゃない、ほんとの話なの。
女優さんが子供時代にそういう対応があったという事なんですけど、
彼女は今は母親とは仲良くするようになってね、それはもう過去の話ではあるんだけれども、でもそんなもんだと。
宮澤エマさん、児童相談所、教育委員会の対応って本当にみなさん批判されていますけれども、
一番最初に凄く私が感じたのは、子供って誰のものなんだろうって凄く思って。
日本では特にその親子関係が、凄くある意味神聖化されてしまっている部分があるのかなと。
例えば、子供が何か罪を犯したら、それが親の責任になったりだとか、それも今回のケースと違いますけど、親と子の関係性があまりにもこうプライベートすぎて、周りが入り込めない状況。
もちろんそれは、私がこの子虐待されているかもしれないと思って、すぐに間に入れるかというふうに自分に問い詰めた時に分からないですけど、それを個人でやらなくてもいいように児童相談所だったり、そういう行政が入っていくようなシステムになっている。
なのに、そのシステム側の方が機能していなかったという事が、一番の問題だと思うんです。
そこがしっかりさえしていれば、いくら虐待する親というものを生み出すプロセスを止める事が出来なかったとしても、虐待される子供たちは助けられるはずなのに、
引き離すっていうまずその行為が、
警察と連携してね。
はい。
それがどうして、それが一番最初に変えられる事なにに、どうしてこれが変えられないのかが全然分からないです。
日本が遅れているんです。
一旦引き戻したけど、また戻したという、
カナダだとね、幼い子供を残して買いものに両親が行っただけで通報されると、虐待で逮捕されるんです。
スウェーデンなんかでは、子供が虐待されたら、子供が訴える事が出来るんです。
虐待が罪になるという事は、もう国で決まっているんです。
もっと法律を厳格化すべきだと、
児童相談所の児童福祉士というのも専門職の採用が76%、残りに24%が一般行政職ですから、普通の公務員という事で、配属されるという形という事ですから。
なおかつ人手不足という状況になってくると。
僕はもうほんとにね、この心愛ちゃんという名前を、どういう思いでつけたのかなと思ってね。
なんかその、笑いとか怒りとか悲しみとか、個人みんな違いますけど、このニュースに関しては、全員一丸となって、怒りますよね。
辛いし、止める事は出来なかったのかとか、
なんかその、我が子なんですよね。
だから、沖縄にいて、千葉に行って、色んな段階でその児童相談所とか、教育委員会とかが入っているんですけど、結果的に、
僕ね、なんか凄く思うのがね、これは分かんないですけど、10歳でしょ。
そんなとんでもない親でもね、子供って心底ね、憎んではいなかったと思うんですよ、最後まで。
それを思うとね、凄くかわいそうだし、なんかどっかそこが救われるとこでもあるかなと思ってしまったりもするんですけど。
だから、児童相談所に彼女が両親の元に女の子と帰った後に、文を書かされたんですよ。
お父さんから、お母さんから、こういう文章を書きなさいと。
無かったと言えってね。
書いた一方でやっぱり、お父さんとお母さんと一緒に暮らしたいというのも、これは本音だと僕は思うんですよ。
そうなんですよ。
私もね、虐待の現場を見たことがあるんですよ。
ファーストふーで母親がもの凄い怒っていじめてね、それで叩いたり、思わずね「何やってんだ」って言いたくなった。
だけど、母親が帰っていく時に、後ろから「ママー」ってついていくんですよ。
それを見たら赤の他人がね「おいっ」って言ったら、この子はきっとね、私に対して責めてくる。
私のママなのにという、非常に複雑な思いになった事がありますね。
それを注意した事によって、そのお母さんが後でまた子供を虐待するという事もありますから、
だから、注意出来なかったですね。
これは、犬塚弁護士、
現在でも児童相談所は強い権限を持っています。
一時保護という事で親から引き離したり、まぁ、裁判所の権限で捜査なんかも出来るわけなんですね。
それをどこまで厳格に運用するかという事で、今回の場合、死に至るという事までの想定が関係者に出来ていなかったという事なんですけど、相談だけで13万件、平成29年にありますから、その中でどれだけそういうふうな問題のある事案であるかという事を見抜くかという事が重要なんですが、
今後もしその権限を強く使っていきますと、例えば今師匠がおっしゃったように、諸外国ではちょっとこう離れただけで虐待扱いになります。
だんだん、疑われるようになってくる、親の立場の方もだんだん厳しくなってくる。
だけど、それを受け入れないとこういう結果を生んでしまうという、世間全体に突き付けられた課題ではあると思いますね。
うちの親は手は出さなかったんですけど、親父がね、とにかくね、兄貴がかわいい、隆博がかわいいって平気で言うねんで、うちの親父、俺に。
家族団らんの時にやで、エグくないか?
なんかあの、バイクかなんかに乗せられて、遠くの方に連れて行かれて、
遠くの方、遠くの方で、人志涼もうって言って、俺からどんどん距離を取って行くっていう「あっ、俺捨てられるんや」って。
でもお父さんは否定してたでしょ。
でもなんとなく、勝手にそういう風に子供としては、なんか、えらい遠くになって、
まず思ったよ。
それを大人になって兄貴に言ったら「人志、俺もあったぞ」と。
結局、どっちも捨てたかったんかな。
涼もうとしただけですから。
涼もうの方です。
まぁ、でもね、だから、
本当にだから、こういうニュースをしていると、悲しいし、言いようも無いし、これは無くなって欲しいけれども、現実問題、絶対になんか無くなっていかないじゃないですか。
そうですね。
これから増えていく事は、もう間違い無いですよね。
野田市教育委員会のアンケートを見ると、北朝鮮に拉致された家族が社会党に相談したら、北朝鮮に密告された事実を思い出した。