損を中国に被せるドイツの狙い
それは注視しているんですけどね、破綻させると一番損をこくのは中国なんですよ。
損をこいたあとに破綻、そうすると株価ゼロになるわけです、それで政府が買えばいいんです、それが一番簡単なんです、やり方としては。
損は誰かにさせるんですけど中国に押し付けて、政府がそれをただで買えばいいんですよ、ただというか、1円でね。
要するに100万円だったのが1円になって99万円9千999円で中国に損させて、1円で政府が買うパターンなんですよ、それでいいんですよ。
たぶん、それは大きな摩擦になりますけど、まあそれは中国に銀行を買わせたのは間違いですから。
それは中国にとってもすごいプレッシャーになるでしょう。
それはそうでしょう。
これも一応トランプの武器になるっていうかね、イギリス、日本、アメリカ、こういうもののドイツに対する圧力にもなるし、特に中国が入ってるので。
ドイツ政府も混乱さえうまく収束できれば、実は、破綻させて中国資本を追い出して国有化するってのは全然悪い話じゃなくて、結構簡単なんですけどね。
ただ、相当中国に入れちゃってるからね、会社から企業からなにから。
でももう中国に全部損をこかせて、押し付けたほうが楽は楽ですけどね。
メルケルがいる時はできないと思いますけど、あとですよ。
でもこのあいだ指名されたのはいわゆるそっち派じゃなく、欧米派というかな、メルケルと対立していたキリスト教民主同盟の保守派ですよね、この男じゃなくてじゃなくてメルケルの子飼いの女ですよね。
子飼いの女だけど、でもこれくらいやらないとちょっと大変なのでね。
中国に入れ込むバカな日本人
もう一つ、日本の対中貿易というのかな、あそこに入れ込んでるから、バカは私から言わせるといるんですね。
それはしょうがないですね。
この連中にもそこのところは知らせておかないと。
カントリーリスクっていうのはあるもんで、私は個人的にコンサルト業務ってやってて、中国の進出っていう話があったときに、10年以上昔からですけど、中国って社会主義国なんだから、実際生産手段の外資の導入は絶対に認めないし、支配権とれない、金だけですよと。
そのあとに旧共産党委員会みたいなものを作られて中国に従わなきゃいけないんですよと言いました。
言ったのに、でもちょっと儲けたいというんで行く人いるんですよね、だから行った人はしょうがない、自業自得ですよ。
多少は儲けさせてもらうんだけども、あとは皆ずっぽり抜かれるっていうね。
あのやり方って結構簡単でね、日本から輸出してるでしょ、輸出しているのに対して難癖つけるんですよ、関税かけたりとかね。
それで、それじゃあちょっと輸出しにくくなったっていって、中国に来なさいって中国の人が言うんですよ。
それで行くわけね、行って、出資です。
日本の経営者はわかんないから出資して経営権取れると思って行くわけですよ、本当は違うんですけどね。
それでもう騙された人たくさんいますよ。
それで痛い目にあってね、大きな木は意外とまだ向こうは残すけど、残酷なのは中小企業は骨の髄まで、すってんてんにされて帰ってくるみたいなね。
日本人の中国進出を煽った日経新聞
あんなのだから輸出のときに声かけられたら、危ないと気が付かないといけないんですけどね、これはでもやりますね。
日経とかああいう新聞がさんざん、いけいけどんどんで来たからね。
だいたい制度が違いすぎて、カントリーリスクっていうんですけどね、はっきりとお金召し上げっていうか没収される確率が高いんですよ。
それは、今まで煽ってた、中国を煽ってた日経新聞は責任とらなきゃいけないかもしれないし、それで行っちゃった経営者も自分の責任でしょうね、これはしかたないですね。
早く引き上げたほうがいいですね。
中国引き上げコンサルタントの凄い需要
聞くと、中国引き上げコンサルタントが今ものすごい需要でね、いかにうまく痛手を負わないで引き上げられるかっていう。
難しいですよ、お金置いて帰ってくるだけで。
中国政府って袖の下ありなんでね、そこでお目こぼしを、っていうのはありうると思いますよ。
私ならそんな危険なリスク、ビジネスしたくないから中国行かない、中国行くと危ないんですけど、結構ね、拘束されちゃう可能性があるので。
なにもしなくても普通に歩いてるだけで拘束されますから、危険なんですよ。
軍事施設がわからないんですよ、どこにあるか。
写真撮ってて軍事施設だっていわれてびっくりしたことが結構あってね。
えーこんなところがそうなんだって、わからないんですよね。
防衛省から行ってる中国の、北京の大使館の人、彼らは知ってるんですよ、でも普通の人は分からないですよ。
いろんなところに軍事施設があるんで。
この前防衛省の人に、北京の大使館の人に聞いたら、ここに書いてありますよって、そんなの普通の人わからないですよ。
そんなところで写真撮ってて拘束されちゃうってことはありますね。
それと、今その言ってたアメリカなんですけど、当分今の感じになると思うんですけどね、アメリカの景気が今ピークアウトだという意見もあるわけですね、これはどうですか。
確かに今、良い状態です。
何で見るかっていうと、失業率を見るんですね、失業率は今3.8か9なんでね、これはこれ以上よくなるのは難しいですよ。
それでインフレ率は2に近いから、ベストですよ。
これに、ピークだからって言って先取りしてパウエルが利上げを目論んでたんですよね。
トランプは不動産業者ですから、こんなのダメに決まってるんですよ。
不動産業者からしたら今の状態を続けろっていう言い方しかできないんですよね。
ピークアウトっていうかね、それはパウエルに従ってたら確かにピークアウトで下がる可能性が高かったんですけど、トランプの方が維持しようって言ってるんでね。
それで、たぶんパウエルはそれに負けたんですね。
学者でもないしね、はっきりいうと普通のサラリーマンみたいな人なんで、トランプにいわれてハーッって言っちゃったかもしれませんけど、でも予想としてトランプのほうがたぶん結構当たってるんですよ。
当たってるんでね、そうするとパウエルも仕方なくて、これから利上げしませんと言って。
ということは、今のあのピークが維持される公算が高いんじゃないかなと思います。
採算割れするシェールガスのコスト
もう一つです、石油の問題なんですけど、今ね40ドルくらい、つまりシェールガスが、今最大の産油国になっているアメリカが60ドルから70ドルくらいないと、シェールガスのコストが採算割れすると。
ただまあ、石油メジャーが全部買い取って、小さいシェールガスの会社なくなっているので、耐えることができると。
ただ、これは中東の問題なんですけどね、これをずっとやるわけにいかないと、今どんどん石油は下がってますから。
私が聞いた通産省のあれだと32、3ドルまで下がるんじゃないかと、このままいくと。
ですからね、中東の話でね、じゃあ緊張を起こすというかね、トランプはそれをね、たとえばシリアの話なんかはもう公約通りって言ってやるわけですよ。
じゃあ、ああいうのははっきり言って、不安定な話が増すんだけど、そういうふうな不安定さを増すのを公約通りとしていうっていうパターンじゃないですか。
まったくだからその通りでね、私はいわゆるアフガンもシリアも引き上げる、引き上げちゃうと基本的にはまだ残ってますからね。
イスラエルも、緊張があった方が、みんなが分裂してチャンバラやってたほうがイスラエはいいわけですよね。
そんなお花畑みたいな平和な状態だとイスラエルはまずいですから、そうなるとカタール、イラン、サウジアラビア。
イランの話なんかは、公約通りっていいつつ、いくら公約しても今の不安定要因を増すのはいけないっていう意見もあるわけですよね。
それを結構無視して、シリアもそうですけど、無視して公約通りという大義名分でね、緊張を、不安定化を容認してるっていうふうにしか見えないでしょ、相変わらず。
そうすると石油もなるでしょ。
かもしれないですね。