麻生太郎が狙う衆参ダブル選挙
おっしゃるとおりで、今週号の週刊文春に出たばかりの中に、麻生さんが、同時選挙をやらなきゃいけないと、このあいだの日曜日、私邸に訪ねてそれを言ったというんですけどね。
ちょっと紹介すると、麻生さんが衆参同時選挙をやるべきだと、このままだと今年の夏の参議院選挙は厳しいと、組織力で戦うならダブル選挙しかないと。
そうしたら総理も、そうですねと相づちを打ったと。
だがこれに対して菅官房長官は、代替わりもあるし、みんな代替わりっていうんだよね、御代替わりっていわないで、まあ代替わりもあるし、同時選挙どころじゃない、参院選は負けない、同日選で勝てるというわけでもないと、真逆のことを話していると。
公明党のことを考えれば同時選挙なんてのを今頃言えないというのは、もちろんあると思いますけれど、これはいい図だと思いますね。
難航するスイスとEUの金融問題
一つずつお話いただいて、だいたい私もそう思ってるんですけども、今回オランダの問題っていうのは、実はちょっと昨日スイスの、そういう人と話をして、スカイプでいろいろ話をしたんだけど、スイスとEUの金融の問題が非常に難航している。
そしてEUとイギリス、ブレグジットの、この問題についても基本的には金融の問題だと。
ドイツのあれから言うとドイツ銀行の破綻が見え始めていると。
どこまでトランプが中国を追い詰めるかというと、ドイツ銀行をどこまで追い詰めるっていうね、直結していると。
となると、その金融の再編がいわゆるシティロンドンというのかな、こういうもの、それからスイスですよね。
金融の問題、EUと非常にそごを起こしてる。
こういう中で、昨日ちょっと言ったんだけどね、ドイツ銀行の問題、それから対中問題、アメリカの。
これやっぱり相当響いてきてね、さっき高橋さんが言ったように、イギリスと日本の連携というのも相当からんでいるんじゃないかと。
オランダ自体もそういう国ですからね、だから非常に、一見軽い訪問のように見えるけども、相当、今言った4月までのものをやってる可能性があるなと。
ちょっとスイスの政府とEUがぶつかりあっている。
毎年いろいろ交渉するらしいんだけど、スイスは加入していないから。
金融の問題がグローバルな問題だから、相当そこでぶつかっていると。
EU自体がドイツ銀行をはじめ、フランスもね、今あんな状態ですから、イエロージャケットのね、マクロン自体が相当苦しんでいると。
だから必ずしもイギリスが今何か困っているように報道されてるけど、実は困っているのはEUのほうでね。
シティロンドン離れるって事自体が、非常に困るんじゃないかなと。
シティとウォール街と日本の当局とが、いろんな形の連携が今つながり始めてるんじゃないかっていう、こういうこともあると思うんですけど、この金融再編の問題もちょっとあるんじゃないかと。
ドイツを中心に中国に片寄せしていたEU
確かにね、EUっていうのは今苦しいでしょうね。
経済もドイツを中心として中国に片寄せしてきましたからね。
だからそういう意味で、中国とちょっと距離を置いている日本に比べるとEUは苦しいと思いますよ。
特に金融の話について言うと、シティが中心だったんですよね。
それでEUに入るとシティの銀行ライセンスが取れればだいたいどこでも取れるっていう、そういう仕組みだったんですけどね。
シティが抜けると、ヨーロッパに金融の大きいのはないんですよ、フランクフルトくらいしかなくて。
だから大した話じゃないんですよね。
すごく金融はシティにウェイトが大きかったんで、離れると困るって。
ただもうこれは離れるって決まっちゃってるんでね。
スイス銀行の問題も、今そっちの方に行っちゃってるんですよ、だから相当EUもね。
EUは金融はどんどん抜けていく、大変ですけどね。
ただもう決まっちゃって、これをひっくり返すのはたぶんイギリスもEUも無理でしょう。
日英接近の裏事情
だからこれはもうしょうがないからっていうので、ここは日本がいただいて、シティと東京で合体してやろうやという話なんだけど、そこに結構小池百合子さんは機を見るに敏だから、東京も金融シティなんていってね、そんな動きもあるんですよ。
すると、イギリスの良いのは金融と、それとあと、なんだかんだといったって大英帝国の軍隊が、海軍がありますからね、やっぱり空母もあるしね。
それと一緒にやろうって言うんで、昔の日英同盟というふうにすぐ連想しちゃうんですけど、それとまあ近いような話で、イギリスも結構渡りに船なんですよ。
安倍さんはメイとは結構仲いいはずなんですよ。
メルケルはあんまり意見はっきり言わなかったですけどね、あまり好かないって。
ただメイは時々聞くんだけど、こんな話したんだよって言う。
結構プライベートみたいな、結構親密なね。
やっぱり波長は合うみたいだったね。
だからこれは良いチャンスで、メイもたぶん、貿易の話で日本をパートナーにするとか、それだけだとちょっと面白くないんで、たぶん軍事関係で南シナ海まで来てくださいって、そういう話もするんですよ、絶対にしますよ。
イギリスとしても、何もなしで離脱するのも大変でしょうから、ここは金融で日本と手を組むとかね、金融と軍事関係で手を組むなんてことはありえる話なんですよ。
たぶんそんな話もしに行ってるんだと思いますけど。
オランダもそういう意味ではイギリスと近いところあるんで、それとスイス大使が実は学友というような非常に仲のいい本田さんなんですよね。
本田大使が安倍内閣のときからスイス大使、スイス大使だけじゃなくてヨーロッパ大使も、大使はの国を離れられないんで、ヨーロッパ大使っていう名前も任命して、ヨーロッパ各国どこでも動けるようにしたっていうものをやると、本当の側近ですからね。
年末に来てましたね。
その打ち合わせかもわからない。
安倍さんのところにはね、特に首相動静には載ってませんけどね、来てて会ってないはずはないと私は思いますけどね。
ロシア時代から、安倍さんが秘書官やってた頃から、安倍晋太郎っていうお父さんの、外務大臣の頃から彼はずっと一緒にやってた人だから。
別荘はお隣だしね。
実は本田さんは私の財務省の先輩なんだけど、財務省の中では不遇で、ドサ回りっていうんですけど、人工衛星ともいわれてたのは、海外ばっかりずっと回ってたんんですよ。
だから海外人脈はけっこう強いんでね。
ちょうどいいんですね。
参事やってたんですけど、ちょうどうちにも何回か、私と対談という形で出てもらってて、よく見ててくれたんですよ、この枠をね。
本人はかなり、精神的に右系っていうか、そういう人で、けっこう感動でね。
私も若い頃、彼の、海外行ったでしょ、家によく遊びに行って。
海外出張行ったときにだいたいいつも行ったわけ。
国内でたまたま私入ったときの、局で同じ局だったの、だから向こうは係長で、もう遊んだ記憶しかないんだけど、でもそういうの重要ですよね。
たぶん安倍さんもそういう遊んだっていうか、そういう関係なんですよ。
そういう意味で単なる仕事上のつながりだけじゃないんですね、ただこれが生きてきますよね、今ヨーロッパ情勢がそういう危険な状況だとさきほど高橋さんが言った。
あと対中ですよね、トランプ政権が一応協議が順調に進んでるってツイッターに書いてるけどね。