米露関係の行方
その後にプーチンとも会いますね。
プーチンと会って、これはわからないです、はっきり言えば。
もう70年間うまくいかなかった北方領土の話ですからね、どうなるかさっぱりわからなくて、それでもうすぐにもうロシアのほうは下の事務方のほうが牽制球を投げてて、安倍さんのいってるのはおかしいおかしいって言ってるぐらいな感じなんですね。
ここはもう、プーチン・安倍でしかやりようがないんで、それがどういうふうに転ぶかってわからない。
プーチンさんだってそんなに簡単にやれるはずはないですよ。
ですからここはかなり難しい話があるんですけど、そこがチャレンジしているのが安倍さんだと思います。
日本の最大の問題は中国
そういう意味では、ロシアとある程度、年中話し合うっていうのは、中国だけ相手にするというそれだけの話なんですよ。
ですから別にロシアの話がうまくいかなくても、そこで大きな問題がなければ中国の方の話に集中できるから、それぐらいに考えてやってるだけなんで。
だからここでロシアの話を、成果が上がる上がらないってことに着目しても意味がないと、正直いって思います。
中国と話して、日本とアメリカが中国にうまく接せられるかどうか、そこでロシアが出てくるとすごく複雑になっちゃうんですよね、この極東の話は。
ですからロシアの話はちょっと置いておいて、という形で。
中国とロシアが結託されると大変ですからね。
そういう意味では、そこを分断するというだけのためにロシアをやっているということなので、ここは話し合いをずっとしていて、プーチンとの間で安倍さんは話し合いをしますから、ロシアとの間では良くも悪くもならないという意味では、対中国には悪くないと思いますよ。
また国内に戻っちゃいますけど、外交はそういう形でやっていて、ダボス会議も行っていて、国会開催は1月末なんですよね。
1月末にやるんですけど、最初にもう補正予算を通します。
補正予算はあまり大きな話になっていないので、すぐ通って、2月の頭から、上旬から予算審議という形だと思います。
そうすると2月いっぱいは衆議院、それであと1カ月はしょうがないから参議院がやってますね。
消費増税はされるのか?
このあいだは、予算案を通している段階なので、予算案に反する話は絶対できないので、その意味では消費増税の話は何を聞かれても予定通りと言い続けます。
それはもう間違いないです。
予定通りと言わなかったら予算案が潰れちゃうんで、倒閣になっちゃうだけなんです。
ですからそれはしないですね。
で、4月になる。
4月1日に新元号の発表
4月の1日に新しい元号の発表がある、4月1日でエイプリルフールみたいな話なんですけどね、発表するということで年始めに言ってましたね。
いろんな準備とかもっともらしいことを言ってますけど、4月1日に発表するんですから、そのあとちょっとムードはだんだん変わるでしょう。
状況が5月の頭に向けてだんだんだんだん変わって、その中に実は統一地方選が2回ありますね。
だからこの統一地方選の話で、どういう方向になっているのか、新しい時代でどういう方向になってるのかというのがちょっとずつ出始めますね。
そこになると、安倍さんだってさすがに次どうしたらいいかと考えますよね。
もし消費増税を本当にするんでしたらタイミング的には4月にやらないと。
やるという場合には、4月に言うはずです。
だって、5月になって、新しい時代になって、やるとか言いにくいでしょう。
だからたぶん4月だと思いますよ、やるんでしたらね、予定通り。
もしやらないんでしたら、4月はなにもいわずに様子を見ている。
それで5月の頭になって、10連休ありますね、そのあとに、そろそろ言わないと大変になっちゃいますから。
6月に言うとたぶん間に合わなくなるレベルなんで、5月に言う、やらないんだったら5月に言う、そういうふうに思います。
もちろん可能性として4月にやらないという可能性もあると思いますね。
いろいろな可能性がありますけれど、もしやるんだった早めに言っとくんでしょうね、やらないんだったらもうちょっと引っ張って、サプライズ的に言うという可能性があると思いますね。
その時に、そこの時が一番大きな話なので、それより前は、消費増税する、予定通り、とずっと言いますからね。
そういうふうに、消費増税するとしか言いようがないですよ。
たぶん今の段階で安倍さんに聞いても、やりますって絶対に言います、間違いなく言います。
それがずーっと流れますからね。
それはなんとなくですね、あの暗い感じになるのはそのとおりです。
株価なんかも先で、ちょっと先行きの話があやういと思って頭を押さえられている感じがありますよね。
実は好調な米国経済
株価の話をすると、それは確かに頭を押さえられているんですけど、アメリカの方はどうなっているかというと、実は結構経済は好調なんですよ。
好調で、失業率も4%弱っていうので、ほとんどもう働ける人は皆働いているというレベルになってるんで、そしてあとはインフレ率だけ高くなるって言うので、それをFRBのほうが見て、インフレ率だけ高くなっしまって雇用が伸びないという状況になりますと困るから、というのでちょっと早めに利上げを言ってるんですけどね。
それについてトランプが噛みついたんですね。
噛みついて、今のパウエルっていうのが学者でもなんでもなくてただの実務家ですからね。
もうはっきり言うとハイハイって従っちゃって、1月4日に、もうやりませんって言っちゃったんですよ。
だから、やりませんってアメリカが金融引き締めというか利上げをしませんと言っちゃったものですから、日本は何も言ってないですよね。
だから、実は円高にピュッと振れて株価が下がってる感じです。
株価って、実はアメリカの株価と為替で決まるんですけど、アメリカの株価の方は、パウエルのほうが利上げしませんと言ったから、これも戻します。
戻すんですけれど、日本株にいいんですけど、円高がちょっと重しになってて日本株が悪いと、そんな感じだと思いますよ。
それがもう3月いっぱいそうです。