2019年の日本経済を予測
高橋さん、やっぱりね視聴者から評判よくて、明快かつまた深くわかりやすいと、こういふうな形で、今年もまたいろいろ、経済、外交、政治、いろんな形でお話いただきたいと思うんです。
今日は実は、平成31年4月までの、平成の御世ですけども、3、4カ月間の短期的なというか中期的なと言うのかな、いろいろあると思いますけど、この見通しみたいな、高橋さんはどんなことを考えているのかなあというようなことで。
まず概略として、日本の経済は、今日のいろんな新聞を見ると30何%ぐらい、一般のアンケートを取ると、悪くなると。
アベノミクス以前に戻る、みたいな、結構悲観的な、これは消費税の問題があると思うんですけどね。
この問題なんですけど、今株が乱高下したりとかね、いろいろしているというのがありますけど高橋さん自体は日本と、世界経済の見方をどんな感じで見ていますか、この4ヶ月ぐらい。
まず今年の見通し、というふうに最初に聞いたときに、ちょっと今年は無理だな、今年いっぱい、12月くらいまではなかなかわかりにくいなと。
でもちょうど良かったのが平成31年ということで、平成31年というのは今年の4月の末までですよね、5月からは新しい元号、新しい時代になりますよね。
平成と次の時代で生まれる差
そうすると、まさにその平成と新しい時代ではすごく差があるような気がします。
それで、そこに大きな段差があるような気がするんで、今年一杯といわれるとこれはちょっと難しいなと思ったんですけど、たまたま平成31年って言われたんでね、まあそれならまあ結構できるかなと思ってちょっと安心したところなんです。
今年いっぱいは正直言ってわかりにくいです。
新しい時代になった時にどのような政策を打つかっていうのは読みにくいですよ。
でも普通に考えたら、新しい時代の政策なんでね、それを、変な政策をするっていうのはちょっとひどいじゃないかなって私も思うから、そこは新しい時代をちょっと楽観的に思おうかなと思っているんですけど、平成のこの4カ月間はもう結構決まっている話なので、ちょっと大変だと思います、正直いえば。
だから今の、見通しか何かで、この3、4カ月の話がもう色濃く出ちゃってるのかなという気がしますね。
ただし、強調しておきたいですが、新しい時代になったら時代が変わるわけなんで、そこは一心が変わる可能性もあるし、そういう一心を変えるような政策を打つ可能性もあるということは言っておきます。
ですからあくまで4月まで話ですね。
来年度の予算案
4月までの話でいうと、これはちょっとつまらないんですけどね、はっきりいうと来年度予算っていうのが、本来の話をしますと、来年度予算っていうのが3月31日までに通ります。
これは今の国会の情勢ですからで、来年度予算が否決される可能性はもうないですから、3月31日までに通ります。
それでどのようなスケジュールかと言うと、2月いっぱいまでで衆議院が通過します。
それであとは1カ月間の自然成立っていうので、あと1カ月は参議院やるんですけど、これはまあ、消化試合みたいになりますね。
EUを離脱する英国と日本の同盟
それで、今年の予定を見てますと、安倍総理が、外遊が結構1月に入っているんですね。
今オランダ、イギリスに行って、ただ去年の話を今年やってるだけだと思いますけど、大きな話っていうとイギリスと、イギリスがEU離脱しますよね。
そうするとEU離脱したあと日本と取り組むと。
日本に取り組むときに日英の貿易だけの話じゃなくて、実は軍事関係の話っていうのも込み込みでやると思いますね。
だからそういう意味で、イギリスはちょっと日本の方にくっついてくるっていうのは読めるんですけど。