安倍首相は偉い人だから夫人も遇すべき?
ただ日本の文化ですとね、安倍首相、首相になった人は偉い人だ。
だから偉い人のご夫人は、ちゃんと遇さなければいけない、という文化が日本にはあるんですね。
その首相夫人を遇する遇し方はですね、あくまでも首相の政治的な分野に夫人が入り込むんではなくて。
私たちが尊敬する首相夫人っていうのは、夫の激務を支え、家庭を円満に行き、もしお子さんがいたらお子さんをきちっと世話するという、そういう夫人なんですね。
それに対して我々は、敬意を表するわけです。
アメリカの思想に毒された日本のマスコミ
今回の森友問題を見ますとね、まず第一に日本のマスコミが、とか有識者がアメリカ流・ヨーロッパ流のファーストレディと言う思想を持ち込み、日本のあの夫人の高い地位を崩し、
そしてファーストレディー、ファーストレディーと言ってもてはやして、あちこちに連れ出し、そこで全然政治的な訓練も受けてない。
その人がですね、いやこの話はいい話ですねとか、どっかの名誉総裁とか名誉学長になったりして、それでそこはそれで何も問題がない時は持ち上げておいて、そしてなんか問題あるとボカーンと落とすという。
そういうやり方で、まあ言えば憂さを晴らしてるっていう感じなんですよね。
まして、首相夫人を国会に喚問しろと、そんな権限がどこにあんですか一体。
ていうのはですね、首相夫人がもし今度の森加計問題でですよ、首相…そんなこと事実はないんですけど、事実はないけれども首相夫人が官僚に力を及ぼして、まあ8億なら8億とかの金を出さしたとしますよね。
それがもし、いけないって言うんであれば、たった8億ですからね。
たった8億ってのは、どういうこと言ってるかっていうと。
8億円予算なんて言うのは、本当にかなり下の方の官僚が決められることなんですよ。
安倍首相はファーストレディーでもなんでもない
ですからもしもですよ、首相夫人が8億円の決済も出来ないんであれば、つまり首相夫人の権限が8億円の予算も左右出来ないのであれば、到底ファーストレディーでもなんでもないですよ。
ファーストレディーっていうのは、そういう権限の事言ってんじゃないんだと、こういってもそれはダメですよ。
日本の政治に口出ししたオバマ大統領夫人
何でかって言ったらですね、首相夫人が政治的なことに口出すのに対して、例えばオバマ大統領の夫人が日本に来て政治的なことにかなり口出しました。
口出したのに、日本の新聞は全く批判しませんよ。
オバマ大統領の夫人だから、まあ白人コンプレックスあんでしょうね、白人だってオバマ大統領黒人ですけどね、まあ言わない。
日本の政治家とメディアの姑息なダブルスタンダード
しかし、日本のファーストレディーがちょっとしたことに口出すと、もうそれはもう極悪人のように言って国会喚問するんだと、まあこういうふうになる。
要するに、まあダブルスタンダードでありトリプルスタンダードでありですね、その時に応じてとにかく人を非難すればいいって言う、そういう感じなんですね。
今度のことは、今後の日本の首相と首相夫人との関係が、もうなんて言うんですかね街の井戸端会議レベルで、議論されざるを得なくなったということで、まあ非常に大きな汚点を投げた。
その張本人は、朝日新聞であり現在の野党なわけですね。
やっぱりその中にも、ちゃんとしたこう人格のある人が現れて、いや我々はファーストレディーして持ち上げたじゃないか。
そのことと、この8億円の問題ってのはどうなのか、一体この際首相夫人の権限というものを、きちっと我々は議論して、こういう問題があまり起こらないような社会を作ろうじゃないかと。
そういうことを言う野党の議員なり、マスコミというのが現れるのを、待ちたいですね。
2018.06