日本の女性が抱える錯覚
この前ですねこういう読者の声がありましたね。
女性は対等な立場で家庭をしっかり守るという考えは、先生の世代ならば理解できますが違和感しか感じません。
女性には男性と同じ選択肢と可能性があって、初めて対等と言えるのではないでしょうか。
これはあの非常にいい文章なんですよ。
えっと短い文章の中にですね、現在の私に言わせればですよ、現在の日本人の錯覚が全部入ってるんですね。
男女の考えが世代で変わるという錯覚
例えば、世代で男女の考えが違うと思っているわけですね。
私たちのような古い世代は、女性蔑視であって対等ではない。
それから古い世代は、女性が家庭でいなければいけないという考えがあると、もうこれは本当に決めつけちゃってる人が多いんですよ。
私がそんなことないですよっと、言っても先生の世代は先生の世代はって言うんですね。
男と女の議論が噛み合わない理由
これはあの、お前は女性だからとかいうのと同じで、その人のその個別の考えよりか、くくっちゃうんですよ。
お前は女だからとか、男だからとか、そういうふうにくくっちゃう議論なんですね。
私は全く違うんですよ、もう全然違うんですね。
ですから、私の世代の男性はこう思っているかもしれませんが、私はそうじゃないんです。
だからこの人違和感しか感じませんっていうのは、私を見るときにまあ悪いけど色眼鏡で見てんですね。
年を取った男だから、女性を家庭に閉じ込めておけばいいと思っているんだろうと、いう推定がまず最初にあるもんですから。
私が何を言ってもダメだっちゃあダメなんですね。