国際金融機関が株価を操作する手口
これは別にアメリカばかりでなくて、僕はこのことを自分で体験したというか、そうだなと思ったのが、今から20年か30年前の、各国の通貨危機の時ですね。
あれおかしいな、と思ったことがあるわけですね。
そういうことがたびたび行われる、つまり上げたり下げたり上げたり下げたりしているうちに、上げたり下げたりを自分でできるわけですから。
今私たち、日経平均の日本の株価は2万円ですよね。
これが上がるか下がるかって、僕らはわかんないんですよ。
ところが日経平均株価を左右できるくらい金を持っている人がいれば、まず少しずつ少しずつお金を出して日経平均を上げて、もうここらで金を引きあげようという時に高値で売って、例えば2万5千円ってなっていたら2万5千円で売って、それでバーッと引き上げると、
もうみんなが株を売ったり返済したりできなくなるので、ワーッと暴落する、そして1万とか1万5千円になった、そこでまた買い足すと、これを日常的にできるような人というのがいるんですよね。
主には大手の金融機関というか、銀行は私、割合と信用していて、銀行員が正しく働けば、日本のいいところにお金を出しますから、日本はいいわけですね。
ただ今私がこう言うのは、知識人とか経済学者が、この大きなことについてほとんど書いてないんですよね。
つまり、景気を故意に上下させて、相場を故意に上下させて大きな巨利を得るとか。
企業の自己資本比率が高い事はいい事なのか?
それからこの前ある人に聞いたんですけれども、例えば企業が自己資本比率が高いことがいいことだといっている人が知識人でいるんですけど、それ本当ですか、逆みたいですけど、と言ったら、ちゃんとした人なんですけど、逆ですと言ったわけですね。
じゃあそれ言っていいですかと言ったら、ちょっとね、という感じなんですね。
NHKや朝日新聞や経済学者がつく難しい嘘
つまり、NHK、朝日新聞に代表されるんですけれども、知っている人が難しいウソを言うと、なかなか、我々は一生懸命働いては損する、働いては損するということを繰り返すんじゃないかと思うんですね。
特に経済の本を読みますと、この人知ってるんじゃないかなと思っていることを、違う表現で書かれていることが多いんですね。
そのためだと思うんですけど、そういう、背景に嘘をついているんだという感じがあると思うんですけど、経済学の人とか経済評論家は、非常に攻撃的なんですよ。
あれだけ攻撃的だということは、やっぱり自分の言っていることの中に嘘があるんでしょうね。
それが指摘されるんじゃないかと思って、非常に極めて強い調子で攻撃してくると。
経済学者はだいたい攻撃的なんですね。
経済評論家もそうですけど。
もう少し経済学者、経済評論家が穏やかな口調でものを言うようになったら、その人は嘘をついていないと、こういうことになるんじゃないかと思うんですね。