日本は子供の命をどう守るのか?
現在の日本で、緊急の大きな課題といいますと、私は1つは北朝鮮のミサイルに見られるような、日本の国防の問題ですね、これは日本の大人を守るというか、むしろ日本の子供を守るという点で非常に重要だというふうに思うわけですね。
私は現代の憲法を改正せずに、自衛権というのをはっきりと、要するに日本を攻撃しに来るような姿勢を持っている国に対しては、日本も充分に相手を攻撃できるような戦力を、現在の憲法でも充分に持てると思っておりますが、
女性はどうすれば幸福になれるのか?
それはそれとして、もう1つは女性の幸せっていうのが、非常に私は現在の緊急の課題だと思うんですね。
戦争の前は家制度というのがあって、女性は幸福な女性と不幸な女性がはっきり2つに分かれましたよね。
自分の夫が非常に理解があり愛情が深ければ幸福になるし、それから非常に冷たければ不幸のどん底に叩き落とされるということで、女性が主体的に自分の幸福を得られるということがなかったわけですね。
男の仕事が死ぬ事だった時代
ただその代わりに、これは絶対に忘れちゃいけないんですが、人生を捨てる、死ぬ、というのは男に全て任されていて、うち続く戦争で徴兵されたのは男性だけだったわけですね。
これはもちろん女性を徴兵してもいいわけで、前線で突撃する兵士はやっぱり男性の方が適してるんですけれども、後方で男性のためにご飯を炊いたり着物を繕ったりするというのはいっぱい必要だったわけで、女性を徴兵してもよかったんですけれども、
やっぱり女性であるということとお母さんであるということで徴兵しなかったわけですから、戦前の女性が一方的に男性に比べて不幸だったかと言うと、現在の女性よりは不幸ですけれども、その当時の男性に比べれば、やっぱり女性の方が幸福だった、
女尊男卑だった戦前の日本
つまり男尊女卑というのはなくて、実質的に女尊男卑だったので、男性を立ててバランスをとっていたというのが戦前だろうと私は思うんですね。
幸せを掴むチャンスが減った日本の女性
ちょっと飛んでそれからずっといろんな紆余曲折があって、女性解放運動とか家制度がなくなったりいろいろして、現在の女性はどうかといったら、本当に僕は幸せをつかむチャンスが少ないと思うんですね。
1つは中学校高等学校が男女共学であるということですね。
男女共学ということは、思春期という非常につらい時を、男女の問題と自分の成長の問題の2つを抱えるという、そういうことになるわけですよね。
ここで将来を誤ってしまう、というか全体的に誤ってしまう男女が多いんですよね。
もちろん中学校や高校で異性の友達ができてセックスに至るとか、そういうことが少なくても、心理的に非常に打撃を受けることが多いんですね。
特に男性、男の子の場合は、自分のいろんな性の目覚めと、それから女性というものが比較的自分に挑発してきますから、女性の方が挑発していると思っていなくても、週刊誌を見れば裸はあるし、ということで非常に大きく悩むわけですね。
女性を深く愛せない男が生まれる理由
それでも私なんかが思うには、男女共学における中学校、高等学校、共学ばかりでなくて週刊誌の裸の絵も含めて、そこで育った18から20歳になった男性は、もう女性を深く愛することができないわけですよ。
これはもう生物学的にそうなんで、社会学的、道徳的に言っているわけじゃないんですね。
女性を深く愛することができなくなった男が、今度は女性の方が人間は性欲を持っていて、男性は誘導型性欲ですから、女性が夫を欲しい、子供が欲しいということで結婚を求めても、男性の方が強く女性を愛する力がもうないという、そういう状態に今陥っているわけですよね。
結婚したら怠ける女性とセックスレス
結婚してもそうで、結婚しても奥さんが、結婚の前はお化粧もしてかわいく作っているのに、結婚した途端に、例えばどんどんご飯を食べて丸太のように太って、化粧もせずにそこらへんにごろごろとしていたら、それは男性は誘導型性欲ですから、性欲が沸かない。
そうすると1人目の子供が生まれても2人目の子供は生まれないという、こういうことになる。
そうすると30歳くらいで1人目の子供を産んだとしても、あと20年間30年間セックスレスの夫婦になるという、こういうようなことになるわけですね。