分かっていて嘘を垂れ流すテレビの正体
今度のプラスチックも、私ある地上波の放送局から1時間も取材受けまして、記者は絶対に出すって言ってたんですよ。
言ったことは簡単で、過去のこと言っただけですね。
40~50年前そういう話があって、皆で取り組んだ非常に大きなプラスチックの技術としては大きな問題だった、生分解性プラスチック自然の中に溜まるかどうかっていう。
しかしそれはもう自然に消滅した、結局プラスチックが分解するって分かったからと、そういう説明をしただけなんですけど。
記者から後から電話がかかってきて、いやどうしても出せなかった、つまり今はですねこれがフェイクなんですね。
あの要するに、事実はプラスチックは自然の中でほぼ分解するんですが、その分解しないということで社会的運動を始めようという時に、なんだお前はってこういうことなんですね。
私は別に自分の意見言ったわけじゃなくて、武田の意見じゃなくて。
私がフェイクニュースに騙されない理由
ダイオキシンの時もそうですけど、私も最初ダイオキシンはみんながいうから毒性があるんだなと思ってたんですよ。
しかし、論文を集めて読んでみたら全然毒性のデータないじゃないですか、それでびっくり仰天したっていうのが実際なんですね。
だから私がびっくり仰天するまでは、私もフェイクニュースに騙されてたわけですが。
私はまあ、実際に自分であたってみるっていう事と、ちゃんとしたデータがなければ、まあそれはその人の意見でいいんですけど、意見として受け止めるっていう区分けをして物に接しますんで。
環境問題は利権問題
それで、ああダイオキシンってこれ毒性、毒物だ毒物だって言ってるけど違うなと思ったわけですね。
もう一つは、もちろんそれを全部分かってて、お金が入るからやるっていうのがいるわけですね。
私が思い出すと、地球温暖化で国の会議に出てる時にですね、私がばんばん反対したらですね、ある東工大の先生でしたけど、いや武田先生いいじゃないですか地球温暖化がどうでも、私たち研究費入るんだからと、こう言われたときですね、
えぇ、ああこの先生そう考えておられるのかと思いましたね。
だけど、僕は嘘でお金払うのは国民だし、若い優秀な技術者が騙されて地球温暖化なんかの研究しててですね、損害を与えちゃうわけですよ。
それはしかし、国家の委員会なんか出るベテランの先生がですね、お金が出るからいいじゃないですかと僕にこう言うわけですね、あなた青臭いとこういうわけですよ、ええ。
だから、そういう状態はですねやっぱり私はまあ一人の人間としても惨めな人生を送ると思うし、それから日本国のためにもならないし、そういうことでずっと進んできたら、日本の子供たちに大きな被害を与えるし、と私は思うんですよね。
だからやっぱり私は、ここはですね科学者・専門家がきちっとしなきゃなんない。
事実ではなく意見を言うようになった専門家
私が皆さんに呼び掛けたいのは、医療もそうですし血圧とかコレステロールなんかもそうなんですが。
やはりですね、専門家は自分の意見をまず言わないってことですよ。
合意されたことを言うもしくはデータに基づいたことを言うっていうことですね。
タバコの肺がんの関係の現実
まあタバコでもそうですよ、今もうタバコのことなんて言ったらもうものすごく感情で皆さん左右されてますけどね。
タバコで肺がんになる人がいるんですよ、それは少数なんです。
まあだいたい、僕はどんなに多く見ても100人に1人はタバコ吸うと肺がんになります、ええ。
だって、タバコを吸ってる人3000万人とかいたわけで、肺がんになる人はまあ今ちょっと多いんですけど、その頃1万人2万人だったわけで。
もうそれはね、全然タバコを吸って全量と肺がんになった人の数が全くもってもう1000分1以下なんですよね、それいろいろ計算して出来るだけ安全にサイドにしても、100人に1人。
あろ100人に99人は元気でいるんですよ。
だからそれは、そういうふうに言えばいんですよね。
タバコを吸ったら肺がんになるっていうんじゃなくて、100人に1人くらいは肺がんになるかもしれませんので、弱い人もいるので人の前であまり露骨に吸わない方がいいですよって、
このくらい正しいことを言わなきゃいけない。
これがフェイクニュースを読み、呼びですねやがて国家全体をやられていくそれが科学が社会に負けたいう、和田攻先生の述懐だったわけです。