日本が大好きな東南アジアの国々
それから台湾、香港はそれぞれそこそこなんですが、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピンという東南アジアの国は、素晴らしいんですよ。
大好きがほぼ半分、半分強のところもありますが、好きも入れますと95%ですよ。
だいたい、人のアンケートを取って95%がそろうなんてことは、これ大変なことですから、その意味では、アジア諸国は韓国と中国を除いては、95%の人が日本が好きというわけですよ。
だからやっぱりここは、日本人は優秀だ、しかもきちっとした態度でやったから、特に東南アジアに行く方に注意しなきゃいけないのは、東南アジアに行きますと、日本人より生活レベルが低いし、人柄がいいんで向こうはニコニコしているものですから、ついつい傲慢になっちゃうんですよ。
だから、ある程度は毅然とした態度がいいんですけど、あまり金に物を言わせて人格の低いことを続けていると、日本人に対する人格の念というのが下がってくるわけですね。
白人の植民地から解放した日本
もう1つはもちろん、日本が戦争したっていうことです。
大東亜戦争をして、フィリピン、インドネシア、インドシナ、みんなマレーシアも解放したわけですからね、白人から、白人の植民地から。
それは白人の植民地から解放した日本を好きになってくれなきゃおかしいわけで、だからこそ、靖国神社に祭られている英霊が心休まるわけですよ。
本当に有意義なことをしたわけですよね。
放送法を守らないマスコミ
だからトルコもそうですが、親日国というのが非常に多いので、やっぱりこの評判を保つということが大切ですし、マスコミも報道するときは、放送法にも書いてあるわけですが、反日報道するのはいいですよ。
しかし反日と親日の割合をちゃんと示して、反日運動もあるけども必ずしもそうではない、ということを示してほしいですね。
劣悪になった日本のテレビ
中国にSARSが流行って、日本では中国の上海の方から飛行機で来る人に対してびりびりしていた時期があるんですね。
SARSっていう呼吸器系のウイルスで、日本のテレビでは、上海の人がみんなマスクをしているのが映ってたんですよ。
その頃僕は中国の上海にいる女性を知っていまして、その人は頻繁に上海と名古屋の間を往復しているんですが、その人は私が上海に行ったって誰もマスクをしていなかったと。
100人に1人くらいはマスクをしている人はいますし、マスクをしているところだけ撮ろうと思ったら撮れないわけじゃないけど、日本のテレビは極端だ、嫌だって言っていましたね。
そういう点では、日本のテレビは劣悪になりましたね。
ゴロツキと一緒と言ったら怒られちゃいますけど、本当はそんなにマスクをしていないのに、中国の上海はみんなマスクをしているからSARSが大変だと言って、それがまた日本人の反中国感情を増しますよね。
とにかくどんな間違いをしても、自分たちが反日だとか反日が多いとか、それから中国が憎らしいと思わせれば、視聴率が上がるという報道を繰り返しますから、
だからこういう統計的な図をもう1回じっと見ますと、けっこう日本って期待されているし、好きな人が多いんだなというふうに思って、心が休まりますよ。
アジア人同士が仲良くしない異常事態
むしろ逆に、前回示したように、フランス人はヨーロッパ人とアメリカ人が好きだと、フランス人は自分たちの仲間が好きだと、日本人はアジア人が嫌いだと、自分がアジア人なのに。
だから白人は白人が好きなのに、アジア人は日本にしても韓国にしても中国にしても、相互に嫌いだと。
この状態をどう考え、これからこれをどう解消していくかということですね。
フィリピンのドゥテルテ大統領がアメリカの悪口を言ったら、日本のマスコミはそれをたたいてますけど、フィリピンのドゥテルテ大統領の方が、まともですよね。
だってどっちかといったら、好き嫌いはあまり言う必要ありませんが、どっちかと言ったら、アジア人と親交を深め、我々を長い間苦しめてきた白人に対して、嫌いだと言う方が、私はまともに思います。