白人の暴挙に唯一待ったをかけた日本人
それで世界全部を征服するためには、ただ1つ抵抗したのが日本なんですよね。
中国は領土を分割しながら白人側につきましたから、だから中国はそれでいいとしますと、日本だけを叩き潰さなきゃいけない。
これが、第二次世界大戦の大きな目的だったわけですね。
日本は米国に本当に負けたと言えるのか?
そしてその目的通りに、アメリカが日本に原子爆弾を落として、有色人種の最後の抵抗していた日本をやっつけるんです。
それをもって、日本では敗戦と言っているんです、敗戦。
戦いに負けた。
しかし、戦いに負けたとはどういうことを言っているんですかね。
単純な戦いなら、相手の城を取ってしまえば、お城の人を全部殺して、その近くにいた住民を全部奴隷として連れて行くわけですから、これははっきりと勝ったが分かりますね。
勝ったか負けたかが。
大東亜戦争で勝利したのは日本である
ところがこの第二次世界大戦の時には、太平洋アジア方面の戦いは、日本が負けたのに、その後の世界は、日本の戦争目的が達成されちゃった。
つまり、戦争目的が達成されたという意味では、大東亜戦争は、日本の勝ちなんですよ。
イギリスがいたり、フランスもオランダもいたんで、アジアから撤退し、1960年代にはアフリカからも撤退した。
勝ったアメリカですら、武力的に勝ったアメリカですら、フィリピンから撤退した。
ということは、日本の戦争目的が達成された。
戦争目的が達成されたことをもって勝利と言うなら、大東亜戦争は日本の勝利だった。
常識が覆る事に対する反発
こんなことを言うと、ものすごい反撃が来るんですよ。
どうして反撃が来るかと言ったら、どうも人間は、今まで考えていたことが覆されると腹が立つみたいなんですよね。
僕は科学をやっていたせいか、それまで自分が正しいと思っていたことが自然によって覆されることはいくらでもありましたから、それで抵抗してたらたまらないですよね、相手は自然ですから。
いくら抵抗したって自然の実験データは変えてくれないですから、だから自分が考えていることを捨てることはいくらでもできるんですが、大東亜戦争は日本の勝利だったというと、これは抵抗が強いでしょうね。
だって、アメリカが勝ったじゃない、日本が占領されたじゃない。
いや、それは軍事面だけだと思うんですね。
戦争での勝利とは何を指すのか?
戦争というのは軍事面も思想面も、戦後の状態もすべてが含まれて戦争ですから、その意味では例えば戦争で負けても領土が保全できた、戦争に負けたほうがよかった。
例えば戦後、ドイツと日本は、そもそもイギリス、フランスよりも繁栄したんです。
アメリカよりも繁栄したと言ってもいいくらいなんですね。
そうすると、戦争は何のためにやるのか。
国が繁栄するためじゃないのかって言うと、逆なんですね。
白人の世界帝国を打ち壊した日本人
それから、戦争目的も達成されてない、そうすると第二次世界大戦のアジア太平洋領域における戦争では、軍事面ではアメリカ1か国だけが勝った、日本と戦った中国、イギリス、みんな負けましたから、オランダも。
フランスはその時にはいなかったんですが、実質的に負けました。
だからこの戦争は、いわば日本から見れば、3勝1敗くらいの感じの戦いだったわけですね。
それで世界帝国は無残にも打ち壊されてしまったわけです。
ですから、白人の世界帝国を打ち壊すということを目的にやった、第二次世界大戦における、日本のアジア太平洋方面での戦いは、戦争としては、少なくとも全体として日本の勝ちであったと、いうことなんですが、これはさすが納得する人は少ないでしょうね。
世界が日本を極端に警戒する理由
それが1つの反日の根源になっている、つまり日本が負けていればまだよかったけれども、実は戦争に実質的に勝っちゃってるわけですね。
日本が勝っているということが同情を買わないというか、やっぱり日本はすごいな、危ないなということになって、それが戦後も、アメリカとか中国、ロシアが極度に日本を警戒しているというのはそれによるわけで、
歴史の通りと、負けてれば警戒はされないけど、実質勝っているんだというのが理解が難しいところでありますね。