100年で地球の温度は1℃上がるかも?
実績から言えば、30年間でほぼ今でも温度上がっておりませんので、30年間でだいたい0.2℃くらい上がってるっていう感じですね。
ですから、100年間で上がる率っていうとそれの3倍ですから、0.6℃くらい上がるかもしれないという予想は一応実績からは立てられないわけではないんですね。
この全体の1960年から2010年までのグラフもですね、ほぼこれ1960年から2010年ですから50年間でだいたい0.5℃くらい上がっておりますので。
そういう意味では100年間で、1℃くらいは上がるかなってのいうのをですね実績からも予想できるわけですね。
もっとも、太陽の活動だとか、都市化だとか…これ都市化が入ってるんですよね。
ですから、この実際の気温というものから都市化による気温の上昇を引いたもので、温暖化が進む影響をみなきゃいけないんですけども。
まぁ残念ながら、そういうことはですね学者やらないんですね。
やりますとね、研究費がこなくなるというか。
政治先行の学問の弊害
これはやっぱり、ルイセンコ効果と私が言ってるんですが。
政治が先に来た時の、学問っいうのはですね学者はそれほどこの誠意をもってませんので、大きく間違ったする答えを出すことがまぁあるわけですね。
ですから、「行動の態度」っていうのは、どういう態度なのか。
環境問題は利権問題?
結論を…政治家の結論を言ったり、それからあまりこう科学的な事を検討せずに、石油資本の利権の問題だとかそういうこと議論したり。
さらには日本の環境大臣のように、なんか倫理的な問題として批判すると、これ逆ですよね、私に言わせると。
温暖化ガスが増えると、気温が高くなるからあなた節約しなさいっていうほうがずっと、倫理にもとりますよ。
だって、嘘ついてるんだから。
だから、環境を守るってことは嘘をつかないってことが最初ですよね。
嘘をついて環境を守ってもいいなんて話はないわけで、環境が大切だってのはそれいいんだけど。
そのために嘘をつかなきゃいけないっていうようなことは、ないわけですよね。
その点で、このグラフは私の本に載っているのでちょっと活字的になってますけども。
どっからオリジナルとったか、ちょっと忘れたんですが。
多分これはもう普通の、ハンセンの結果が正しかったかどうかといことの論証ですんでね。
科学と政治が深く関係する問題点
私、実は、この現代ではこの温暖化の問題もそうですし、いろんなタバコの問題もそうですしね。
科学と政治が深く関係した問題って多いわけです。
そいういうものがですね、科学者は最終結論を出さずに、つまり社会がどうするかってことは関係なくですね。
やっぱり自分たちの研究の結果をですね、きちっと整理して示すということが必要だと思うんですね。
誠意あるトランプ大統領の反応
今度の場合、1988年のNASAのハンセン博士の予想が、全く外れていると。
この路線で30年間きたわけですよ。
だけど全く外れているわけですから。
ですから、1.5℃と上がると言ってた…1℃くらい上がると言ってたのがほとんど上がらなかったわけですから。
今の時期に、トランプ大統領が温暖化について見直すというのは当たり前で、そっちのほうが誠意がありますよね。
岩本環境大臣は、温暖化を疑うのはおかしいっていってるけど、このグラフを多分ご存知ないんじゃないかと思うんですね。
岩本環境大臣の側近が、こういうことをきちっと大臣にお話しになっていればですね。
いくらんなんでも、大臣もですね「これはちょっとおかしいんじゃないの」と。
政策の基になっていた、科学的データが間違っていたんじゃないのというふうに疑いを持つと思います。