日本は世界から羨まれても仕方が無い
日本人というのは、非常に特殊な社会を作ってきた、この特殊な社会というのは、世界でも類を見ない、いい社会だったというのは、2000年間におけるこの人類の歴史、もう少し短く言えば1000年でもいいんですけど、2000年における人類の歴史ですでに証明されているわけですね。
それがあまりに日本がいいので、それはやっぱりみんなが日本をうらやむ、そのうらやむのが反日の1つの根源になる。
ダメな社会に住む韓国や中国の恨み
特に韓国とか中国から見れば、自分たちはダメな社会に住んでいるのに、日本だけがいい社会に住んで何だということで、やっぱり恨みが残るんですよね。
それを我々はよく考えて、今度の行動に生かさなきゃいけないと思うんですよね。
偉人のなぜか残らない遺伝子
ここにいろいろ絵を貼りました。
私は最近、絵を見て直感的にいろいろな思索が沸くので、どうしても私には絵がいるんですが、あんまり絵を貼るとわからなくなるよと言う人もいるんですね。
ちょっとそこらへんが人によって違うので、軽く見ていただいてもいいんですが、ここはクレオパトラ、秦の始皇帝、モンゴルのチンギスハーン、ロシアのピョートル大帝の写真を貼りました。
特に厳密に選んだわけじゃありませんが、エジプト文明の最後の皇帝となった王様となったクレオパトラ、中国で初めて全国を統一して皇帝という名前を作った始皇帝、それに世界を席巻したモンゴルのチンギスハーン、さらには現在世界で最大の国土を持つ国、ロシアを作ったピョートル大帝、この4人とその下に、奴隷をちょっとだけ載せました。
この意味は何かと言うと、いかに世界の偉人がいっぱいいても、秦の始皇帝がどんなに偉くても、秦の始皇帝のDNA、特にY遺伝子のDNAはもう残っていないんですね。
チンギスハーンも残っておりませんし、ピョートル大帝も残っておりません。
日本の天皇陛下以外は、1000年、2000年とものすごく偉人が出ても、それがつながったことがありません。
本当に不思議ですよね。
日本に奴隷が誕生しなかった理由
日本の天皇というだけを考えて、この前神武天皇から現在の天皇まで、Y遺伝子が全部つながっている、日本というのは力が強いからといって国のトップに据えるのではなくて、国のトップはあくまでも血筋だと、いうことを決めたために、
日本には根本的な争いがなく、奴隷も発生しなかったということをまとめたわけですね。
実は短い中国の歴史
秦の始皇帝はどうなったかと言うと、始皇帝ほど偉かったんですけども、結局2代目がダメだったんで、そこで前漢と言われるわけですが、漢を建てたのに敗れて、そしてもう中国っていう国はないわけですよね。
シナという地域に清という国ができて、そこに始皇帝がいたという、こういう状態ですから、始皇帝の墓から何から、始皇帝の場合は墓がすごく大きかったこともあって少し残ってるんですが、基本的には暴かれてしまう。
それから前漢があって後漢があると。これも全部王朝が終わるごとに全部ひっくり返されて、新しい国になるわけですね。
そして骨はほとんど分散して、墓は暴かれてしまいます。
皇帝の墓を暴くのに何のためらいもない中国人
中国人は前の皇帝の墓を暴くのに、何の心のためらいもありません。
それは、単に天子という名前がついているだけで、尊敬しているわけじゃない、つまり力があるからただ従っているだけなので、代が変わって、漢、唐、宋、元、明、清と代わっていくわけですが、王朝が変わるごとに前の王朝の墓を全部暴くと。
だからだいぶ性格が違うんですよね。
国民が豊かである事を喜ぶ天皇陛下
日本の場合は天皇陛下っていうのはみんな尊敬していますから、仁徳天皇陵で有名ですけど、天皇の墓に手をつけるなんていうことはほとんどしませんね。
天皇の方も今度は、「民のかまどは賑わいにけり」。
民のかまどが賑わっている、つまり国民がみんな豊かであるということを喜ぶ天皇と、奴隷をどんどん作る皇帝と、どっちが優れているんですかね。
こんなこと言うまでもないですよね。
漢民族の9割は殺されて残っていない
中国では漢の終わりに、岡田英弘さんという非常に有名で、かつ鋭い歴史学者が、漢民族の約90%が殺されて、10%くらいしか残らなかったっていうことを綿密に調べておられますが、そんなことは日本では絶対に起こらないんですね。
日本は、この絵が非常によく示していますよね、割合と貧しい、貧弱な宮廷というか家に天皇陛下がお住みになって、それである時に野原を見ると、そこの民家のかまどから煙が立っていると。
おお、民のかまどは賑わっている、みんな食べる食事があるんだなぁとお喜びになる。
こんな国っていうのは日本しかないんですよ。