外国人は知っている日本の調査捕鯨の嘘
ですから、日本は調査捕鯨を何年もやってるわけですから、クジラの新しい生態の学問とか、家庭生活の学問とか、繁殖の科学とかいうのが出てくればいいけど、
いまだにそれが出てこないで、しかもクジラが食べる魚の数が1億トンで、人間が食べる魚の数も1億トンくらいで、量もだいたい同じくらいだというような、政治的なデータばかりが出てくるんですね。
外国の人はあまりそういうことを言わないんですけど、知ってはいるんですよ。
日本は調査捕鯨と言いながら食べてるんだと、それも30トンしか食べてないじゃないかと、こんな感じなんですね。
日本が捕っているミンククジラは1%にも満たない
ですからまず1番大切なのは、クジラの資源は十分にあるので、しかもミンククジラでしたら、日本がとっているミンククジラは1%にも満たないので、まさか1%にも満たないのをとったから資源がなくなるというようなことはないと思う。
だから、従来通りミンククジラの1%以下の捕鯨をすると。
それは何のためかと言ったら、食べるためだと。
クジラを好きな人が日本にいるし、クジラがなかったら日本人が栄養失調で死んじゃうなんてことはない。
これはクジラを食べる文化が日本にあるので、日本は資源の枯渇とは全く関係なくクジラをとると。
日本の捕鯨に世界を反対できなくさせる方法
それから、クジラが死ぬときに非常に苦しむっていうことを言っているヨーロッパの人が多いわけですから、従来モリを打ち込んで何十キロも追いかけて、体力を消耗してクジラが死んでいくというようなことではなくて、できるだけ麻酔銃とか、それから即死に近い状態でクジラを捕獲する方法を開発するとか、やっぱり何とかしなきゃいけないですよね。
私は、彼らの言っていることを個別に叩くために、クジラの捕獲頭数を決め、ちゃんとした論文を書き、そしてクジラを殺すときにあまり苦痛を伴わないような殺し方をする、こういうことをすれば、まず第1にヨーロッパのまともな人が反対している理由がなくなってしまうんですよ。
反対している理由を知っていながら、全く対策を取らないんですね。
シーシェパードにコーヒーを飲ませ歓迎する日本
1番最後に、1番ひどいのは、シーシェパードっていう反捕鯨団体があると。
この反捕鯨団体が、捕鯨船にぶつかってくる。
ノルウェー船は、その乗り込んできたシーシェパードの乗組員を海に捨ててしまう。
投げ捨ててしまう。
韓国は、撃つぞと言っている。
撃ったことありませんけどね。
日本だけは、乗り込んできたシーシェパードの乗員を部屋に入れて、コーヒーを飲ませると。
シーシェパードにコーヒーでも飲ませりゃ、シーシェパードは、日本っていうのは表面的に捕鯨したいしたいって言ってるけど、本当は自分たちの活動に賛成してるんだなと、政府に言われてムリヤリやってるんだなと、思っても無理ないですよね。
人間っていうのは、言葉より行動が、その人の本心なんですから。
日本で言えばおもてなしの心とか言うかもしれないけど、そんなのは他のドライな国にはありませんから。
その意味で、捕鯨というのは日本の不信感を増すためにやっている活動のように私は見えます。