反日の根源はどこにあるのか?
中国や韓国から反日のいろんなことが伝えられると、我々は日本に住んでますし愛国心もありますから、イライラしたりカッと来たりするわけですけれども、その反日の根源はどこにあるんでしょうか。
これを考えてみました。
これは現代のコペルニクスというDHCシアターのもので、1時間ものをやったんですけれども、画像がいろいろ、いろいろな制限があって、十分に長い時間をかけて解説することができませんでした。
しかしこの反日の根源という問題は、我々日本がこれからどのように生きていくか、世界とどう付き合っていくかということに対して、非常に重要な問題を投げかけておりますので、ここでフルの資料、
これはDHCシアターの現代のコペルニクスをやるときの元資料で、そこの私の知り合いの土屋さんという、海上自衛隊の3等海佐がおられるんですけど、彼と十分に議論をしているうちに私もだんだんと反日の根源に迫ることができたわけで、それについて整理をしてみたわけであります。
過ちを繰り返してはいけないのは誰なのか?
まず世界から日本を見て、ものすごく理解できないのが、勝谷さんなんかも言われてますが、「安らかに眠って下さい、過ちは繰り返しませんから」という、広島の原爆の地の跡に据えてある石碑ですね。
明らかに日本語で主語がないんですけれども、安らかに眠って下さいの方は、原爆で被害にあって命を落とした方のことを言っているわけですね。
過ちは繰り返しませんからっていうのは、日本が戦争をしたことを言っているのか、それともアメリカが原子爆弾を落としたことを言っているのかと言ったら、もちろんこれは日本が戦争を始めた方ですね。
つまり日本が間違った戦争を始めたので、それの罰としてアメリカが原爆を落としたんだという、アメリカが戦後に日本にやった教育ですね。
アメリカが必死に正当化する原爆投下の残虐性
徹底的な、日本人に罪があるという宣伝教育ですね。だから罰を受ける、つまり、原爆というのはだから落としたんだということで、アメリカが必死になって原爆投下の正当性を示したわけですね。
原爆で虐殺された広島第2女子中学校の生徒たち
この図の左側に貼ってあるのは、広島第2女子中学校の、1組が上で2組が下なんですけど、6組までありましたが、1組は全滅ですね。
2組は1人だけ生き残りました。
6組までありまして、6組の方が少し原爆投下地から遠いものですから、5、6人が生き残ったわけですけど、いずれにしても、先生と指先までピシッまっすぐと伸ばして直立不動の姿勢を取っている生徒さん、全員が一瞬のうちに焼け死んだわけですね。
アメリカの原爆投下が明らかな犯罪である理由
こんな悲惨なこと、これがなぜ犯罪かと言うと、戦争というのは決まりがあるんです。
戦争というのは何でもしていいというわけじゃないんですね。
よくみなさんが知っているのは、捕虜を虐待しちゃいけない。
捕虜を虐待しちゃいけないどころか、まず第一に、意味がないのに普通の人を殺しちゃいけないんですね。
婦女子とか、それから先生とか、こういう人は戦争に関係ないわけですね。
そのために軍隊は必ず制服を着なきゃいけないんですよ。
軍隊が全部制服を着ていることを、皆さんはご存知だと思うんですね。
あれは制服の人しか撃っちゃいけないんですよ、敵は。
大砲を持っちゃいけないんですよ。
広島・長崎の原爆は民間人を狙った大量虐殺である
だから例えば、軍隊が広島なら広島にものすごい多くいれば、多少の民間人の犠牲も仕方ないということで、原爆を落とすということもあり得ますけど、当時広島にはほとんど軍人は出払ってていなかったわけですね。
婦女子を大量虐殺した東京大空襲
これは長崎でもそうですし、それから東京大空襲、3月10日に行われた東京大空襲でも、もともと婦女子を殺す目的で焼夷弾を落とすという、そういうことをやったわけですから、完全に戦争犯罪なんですね。
だから過ちは、原爆を落とした過ちは完全にアメリカにあるわけですね。
日本を戦争に追い込んだ米国の犯罪
それから戦争を始めた日本はどうなるかと言いますと、日本人から見れば、結果的に日本人が戦争で310万人亡くなりましたので、ちょっと犠牲の大きい戦争を始めたということで、国民が少し政府の責任を問うことはあります。
だけど外国から見れば、日本の戦争は、アメリカが日本に対して石油と鉄鉱石の輸出を止めたわけですから、日本は早晩飢え死んじゃうわけですね。
こういうふうに、その国の死命を制するような輸出禁止っていうのは、国際的にこれも犯罪なんですね。
そうすると相手は戦うしかなくなっちゃいますから、犯罪になっちゃうわけです。