動画を公開しないという選択肢は無かったのか?
だから、防衛省はそうですよ。
公開は、辞めておこうと思った。
でも、最終的には政治判断です。
韓国JTBCが分析した日本が動画公開した狙い
韓国のテレビのJTBCの分析です。
「安倍総理は、自衛隊の役割をアピールして、現在進めている改憲に有利な環境を作ろうとしているのではないか」
これは、韓国のテレビ局の分析です。
韓国の新聞が分析した韓国の反論動画を公開した狙い
「日本側の動画が、視聴回数50万回を超えて、世界的な世論が日本に傾きそうになったので、先月の31日から反論動画を作り始めた」
「初動対応が不十分で後手に回った」
これは、韓国の新聞の分析です。
反論動画を出した文在寅政権の本音
テレビ朝日のソウル支局長の高橋政光さんは、文政権の本音を、
「韓国は日本に謝れない」
まず、謝りたくない。
文在寅政権の支持基盤は、日本に批判的な市民団体など。
文在寅政権は、先月はじめて、不支持が支持を上回ったそうです。
そこまでずっと、南北の会談なんかもあってよかった。
「政権内での「知日派」を左遷してしまって、今、日本と交渉できる高官がいない」と。
これを見ると、伊藤さんの解説の範疇を超えて、政治的な問題になっている。
完全にそうなっている。
特に、海軍の上に、国防省がいて、今回ここが喋っているんですよ。
韓国の海軍が、一切喋っていないんですよ。
一切出てこないんですよ。
国防省しかいない。
そうです。
ここがもう忖度しながら喋っている。
軍事的な対立になんの意味も無い
だから、僕思うんだけど、軍事的な対立って、何の意味も無いんですよ。
ましてや友好国だから。
そういう風な事を、政治は絶対にお互いに煽っちゃいけないと思うんだけれども、たぶん現場は、こんな状況になるのを、全く望んでいないと思いますよ。
自衛隊も。
そうです。
だから、いさめる形で、危険な行為だけれども、そんなに危険ではありません、みたいな事を言っていたのかもしれないけれども、今は結果的に、泥沼になっちゃっているじゃないですか。
ここまで泥沼になったら、もうどうにもなりませんよ。
レーダー照射問題解決の一番のキーワード
この件に関しては、もう動かないけれども、これからの日韓関係、田崎さんも仰っているように、慰安婦問題、徴用工問題、そこでもう一つ入って来たレーダー問題という事で、
ここで一番キーワードはですね、「実務協議に戻りましょう」なんですよ。
だから、それを言っているんですよ。
この動画の最後にも、そこを言うんですよ。
だから韓国もちゃんとアンサーしているんですよ。
だから、明日か今日からか、実務協議に戻りますよ。
そうしたら、もうちょっとちゃんとした話し合いが出来る。
旭日旗の時には、逆に実務協議側では、あれは日本の旗として分かっていたけれども、あれは逆に韓国の官邸にあたる青瓦台が政治的にエスカレーションしたという話で。
あの時は実務者同士ではまだパイプが残っていますね、政治は日韓はこうなっちゃいましたけどという話になりましたけれども、今回のを見ると、実務者同士の交渉というパイプも残っていないのかなという恐れを私は抱くのですが、実務者同士では、まだ日韓はきちんと話し合いが出来る関係があるのでしょうか?
だから、これですよね。
これで、やっているわけですよ、テレビ会議を。
ただ、これはどうも、向こうは国防省出てきて、海軍は出てきていないんですよ。
ですから、今後とももう一度これをやって、きちっとやりとりをすれば、事実関係のやり取りをすると。
そこだと思います。
今後、どういう所に落としていくかという事です。