那須川天心VSフロイド・メイウェザー!子供扱いで10億円荒稼ぎ!マニー・パッキャオも批判!

試合前から危惧されていた体格差

フロイド・メイウェザーと名須川天心選手との、ボクサーとしての実力は、残念ながら、大人と子供ほどの差がある事が判明してしまいました。

しかも、フロイド・メイウェザーの年齢は、1977年2月24日生まれの41歳。

2017年8月26日に引退しており、現役の選手では無いわけです。

50戦負けなしの5階級王者とはいえ、全盛期の強さであるとは言えません。

一方で、名須川天心選手は1998年8月18日生まれの20歳。

天才と呼ばれ、これから全盛期を迎えるであろう選手が、まさかここまで何も出来ないとは、思われていないかったのではないでしょうか。

とはいえ、この試合は、名須川天心選手に非常に不利なルールであった事も確かです。

フロイド・メイウェザーの身長は173 cmで、この試合での体重は66.7キロ。

一方の名須川天心選手は身長165cm、体重62.1キロという体重でした。

4.6キロもの体重差は、ボクシングの世界では、非常に危険で、戦うのは無謀な体重差であると言われています。

名須川天心選手の通常の体重は57キロ程度との事ですので、体格的にはもっと大きな差があったというわけです。

無理に体重を増やした事によって、肝心のスピードに関しても、本来の力を発揮できなかった可能性もありそうですね。

名須川天心選手に明らかに不利なルール

体重だけではなく、ルールに関しても名須川天心選手にとって、非常に不利なものでした。

名須川天心選手は元々キックボクシングの選手であり、ボクシングの選手ではないわけです。

ボクシングのグローブは名須川天心選手が8オンスで、フロイド・メイウェザーが10オンスと、メイウェザーの方が若干重く不利な条件を飲んだようですが、ボクサーとしての実践経験は殆どない名須川天心選手にとって、明らかに不利であった事は間違いの無い事です。

メイウェザーは元々は8オンスのグローブの使用を求めており、この要望が通っていれば、名須川天心選手にとって、更に厳しい条件となっていた事でしょう。

要するに、50戦無敗のをウリにしているフロイド・メイウェザーサイドとしては、明らかに勝てる美味しい試合だからこそ、オファーを受けたというわけですね。

フロイド・メイウェザー半端ないって

「名須川天心選手が勝つかもしれない」

とかすかな期待を持っていた名須川選手のファンの方もおられたようなのですが、そもそもフロイド・メイウェザーという人物は、一体どれほど凄いボクサーだったのかご存知なのでしょうか?

フロイド・メイウェザーは、50戦無敗、5階級制覇、2015年の年収は370億円とも言われる、ボクシング界のスーパースターであり、もはや生きる伝説です。

フロイド・メイウェザーを最強と認めない声

5階級制覇で、無敗であるにも関わらず、フロイド・メイウェザーですが、「最強のボクサーだと認めない」という根強い声がありました。

なぜなら、フロイド・メイウェザーは「勝てる選手としか戦っていないから無敗なだけだ」といった根強い声があったからです。

その理由というのが、世界最強ボクサーとも評されるフィリピンの英雄、元6階級制覇王者であるマニー・パッキャオ選手との対戦を逃げているという事にあったんですね。

フィリピンの英雄 元6階級制覇王者マニー・パッキャオの存在

マニー・パッキャオは、1978年12月17日、フィリピンで、母親と2度目の結婚相手と子供として6人兄弟の4男と生まれます。

野菜農家の子供として育ったマニー・パッキャオ少年は、1日1食の日もあるほど、貧しい暮らしであったといいます。

母親の離婚などにより、マニー・パッキャオ少年の生活はますます苦しくなり、貧困のために中等学校を中退しなけらばならないような、幼少時代を過ごします。

マニー・パッキャオがボクシングファンから愛される理由

そこから、痩せて細い体だったマニー・パッキャオ少年が、こぶし一つで、明らかに自分よりも格上の、数々の伝説のボクサーをなぎ倒し、6階級制覇王者まで上り詰める、まさにアメリカンドリームの象徴とも言える、こちらもボクシング界のスーパースターなわけです。

フロイド・メイウェザーのように勝てる選手とだけ戦うのではなく、負ける可能性が高いと言われる選手にも果敢に挑み、体格の差をものともせず、なぎ倒していくマニー・パッキャオ選手は、「パックマン」という愛称で恐れられています。

画像出典:smashwiki

「大物をパクパクと食べてしまう」という意味が込められています。

「金の亡者」と称されるフロイド・メイウェザーとは、まさに対局とされるボクサーです。

また、貧困から大富豪へと駆け上がったマニー・パッキャオは、貧困層向けの住宅に対してポケットマネーから寄付を行うなど、貧困層に対する心配りも忘れておらず、フィリピンでは「英雄」として称えられています。

ボクシングファンの心を揺さぶる、本当に強くて、非常に魅力的なボクサーなわけですね。

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