記憶は都合よく書き換わる
昔、彼女と見に行った映画を、なんとなくTSUTAYAでレンタルしたと。
帰って、映画を見たら思いの他感動して、不覚にも泣いてしまった。
思わず、昔の彼女に連絡してしまい、
「あの映画、凄く感動したよね」
などと連絡をしてみたら
「それ、あたしじゃないんだけど」
…
そんな経験、あったりしませんか?
実は、記憶というのは、自分の都合のいいように、後で書き換えられてしまうんですね。
記憶を思い出したりしまったりしているうちに、自分の都合のいいように書き換えられてしまうんですね。
困ったものですね。
記憶力は必要ない
私は、正直、記憶はあまり覚えていない方がいいと思うんですね。
なぜなら、記憶と思い出は違うんですよ。
記憶は嫌な事も覚えているんです。
思い出はいい事だけなんです。
つまり、記憶を書き換えるという話をしましたが、いい思い出になるように、人間はどんどん記憶を作り変えて、心の負担にならないように、都合よく校正しているので。
余り全部を記憶しないように、本来はなっているんですよ。
あまりに全てを記憶し過ぎてしまうと、身動きが取れなくなってしまいますからね。
PTSDなんかはそのいい例ですね。
それはやっぱり、忘れたい記憶ですからね。
人の名前を覚える簡単な方法
記憶力を高めるという方向から少しずれてしまったのですが…
記憶しやすい方法としては、感情と結び付けたり、ビジュアルに結びつける。
例えば、頭が山みたいな形だから山田さんとか、ニュースを掘り起こしているから堀尾さんですとかね。
そんな感じで覚えるというのが、一番シンプルでやりやすく効果的な方法だと思います。
五感をフル稼働すれば、しっかり覚える事が出来ますよ。