集中を高めるために便利な方法
集中を高める便利な方法として、儀式を行うという方法があります。
この儀式というのが、集中という世界に入っていくためのきっかけとなるんですね。
メジャーリーガーのイチロー選手も、あれだけの仕事をしながら、いつも必ずルーティーンを行います。
これも一種の儀式ですね。
グラウンドに入るときに入る側の足とか、バットをこう置くなどと決めている。
そういった儀式で、どんどんと集中力を高めて行くわけです。
ですから、お仕事などの前に、「緊張の反対は集中である」と意識すると。
集中するための儀式というのは、非常に効果的なので、ご自分なりの儀式、ルーティーンというものを決めるとよいと思います。
高見盛関が緊張を止めた方法
ルーティーンワークで有名だった、引退された高見盛さん。
あのルーティーンワークは、緊張を止めるのに非常に効果的なんですね。
一番最初の、2002年の久し振りの幕内で、土俵入りするという時に、手も足を震えて
「これでは相撲は取れない、もう帰りたい」
と思ったそうなんです。
その時に、あのバンバン叩くあのルーティーンをやったら、ピタッと震えが止まって、その日に勝てたんですね。
高見盛さんは、その日からずっとやろうって決めたルーティーンなんですけど。
肩の血の流れも良くなって、体のカチカチの緊張が解けるんですね。
緊張によって、気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりといった事を防げるんです
その方法であれば、用意する道具も何もいらないので、便利な方法の一つだと思います。
高見盛さんほど派手にやらないまでも、一つの方法として参考にしてみてくださいね。