子供の意欲を無くす両親と先生
まぁ、こういっちゃあなんですが、それの毎日のように壊しているのが、両親と学校の先生だと私は思うんですね。
昔は両親というよりもむしろ母親でした。
今はちょっと逆転してですね、父親がちょっと口うるさい場合があるんですが。
昔は、母親が口うるさかったんですね。
父親は、
「まぁ、そんな事はいいじゃないか」
と言って、バランスを少し取っていたんですけれども。
現代では男性の女性化、女性化と言ったら良くないのですが、まぁ、そういう事でしてね。
両親で細々と子供を叱ると。
学校というのはですね、学校の先生も気が付いている人はいくらでもいるのですが、ものすごく子供の精神を圧迫するんですね。
集団で勉強をするという面から、仕方の無いところもあるのですが。
チャイムとともに席に着かなければいけなかったり、お腹が痛くてもすぐにトイレに行けないなど、色々な制約がありますから、やはり子供には相当のプレッシャーがあるんですね。
子供の正しい育て方
だからといって、「ルーズに育てろ」「褒めて育てろ」というんじゃないんですね。
子供には、なってほしい事を言い、子供が全力でやっても失敗した時は、その失敗を怒るのではなくて、その失敗の原因が何かという事を考えて、成功する方に誘導する。
子供が何かを達成した時に、褒めるとかおもちゃを買ってあげるというのでは無くてですよ。
達成したことを、子供と一緒に喜ぶという事なんですね。
つまり、厳しく育て、常に共感するという事なんですね。
子供は親と共感したいのであって、子供は子供の人生なんですね。
これが子供の教育の王道であると。
これは、私の勝手な推定では無くてですね、これまでの教育の多くの先人たち、また、最近の教育の先端的な所でも、認められる事で、特に特別な事ではありません。
子育てで重要な2つの事
忘れてはならない2つの事ですね。
子供は常に意欲があるという事。
子供には常に意欲があるわけですから、子供を叱る必要は無いんですね。
叱るといいますか、厳しくは育てるんですよ。
厳しく育てる。
「ダメなものはダメ」
ときちっと言うと。
それから、
「何をしなさい」
という事もちゃんと言うと。
それらを、きちっと、厳密に、厳格にやって行かなければならない。
子供がいい点を取ったらご褒美は必要?
それから、決して何かを達成したからといって、褒めたり、おもちゃを買ってあげたりしてはいけない。
共に喜んであげる。
共に喜んであげれば、自己達成感は満足する。
また次のものを自己達成しようと思う。
自己達成感を10としますとね、おもちゃを買ってもらうとそれが5とかに減るんですね。
褒めて貰えば、7ぐらいという事で、自分の自己達成感をですね、ものに変えて貰うという、おもちゃを買ってもらうというのは、誠に問題であると思います。