武田邦彦 認知症の原因と予防方法!認知症がイヤなら〇〇を辞めなさい!

比較的安全そうな植物油

今のところ、やや安全と言われている植物油はゴマ油です。

コマ油は、どの論文を読んでも、大体いい感じです。

それから、米油、えごま油、しそ油なども、よいと言われる傾向にあります。

オリーブ油に関しては、よいというものと、悪いというものがあります。

オリーブ油が安全だと書いてあるものに関しては、「動物の脂をある程度取っている場合」というのもあります。

植物油と動物脂の量的な関係もあって、豚、牛、魚の油との関係はあまり見つからないのですが、そういったものを摂っている場合は、植物油の危険性は、若干緩和されると考えられます。

しかし、動物の脂を食べない人が、植物の油だけを、サラダにジャンジャンかけるなどして、食べてるという事は、非常に危険だという事です。

今のところ、日本の食生活では、油をあまり食べませんから、その点では、日本食を中心としている人は、

「動物の脂は健康によく、植物の油は危険である」

という事になりますね。

加工食品に含まれた植物油

一番難しいのが、お菓子や調理食品から入ってくるものです。

殆どのものに、植物油が使われています。

マーガリンなどもそうですね。

マーガリンは辞めて、バターやラードを中心とした生活に変えなければなりません。

食事を担当するお母さんや調理をする人は、十分に気を付けて頂きたいと思います。

ですが、これが、非常に難しいんですよ。

ニュース番組を降りた経緯

私が、テレビで解説をしている時に、ココナッツオイルが取り上げられました。

私は、抵抗しました。

芸人がテレビに出た場合は、テレビ局の言うままに言うんです。

ですが、私は学者ですからね。

論文を一生懸命調べたところ、

「脳に若干の影響がある可能性があるな」

と感じました。

そのため、ニュース解説の前に、テレビ局の人に相談したところ、

「ダイエットになる」

「流行っている」

というのです。

テレビ局としては、見ている人健康よりも、流行っているかどうかが問題なのです。

私は、

「ダイエットになったとしても、認知症になったらまずいんじゃないですか」

「私は黙っています」

と言った事があるのです。

その事も一つの原因となって、テレビ局のニュース解説を辞める事になりました。

スポンサーにいいなりのテレビ

結局テレビは、視聴率を中心として、さらさらサラダとか血液サラサラとか言って、植物油がいいように宣伝をするのです。

その裏には、本当はメーカーがいるんですけどね。

メーカーがいますから、メーカーがそういう風に言わせようとするのです。

それに実際に抵抗するという事になると、テレビ局を降ろされるくらいの危険性があるため、なかなか言えないのです。

それをいいことに、サラダ油をいいように、テレビは言い続けました。

日本人は、誰かがいいというと、全部が右にならえをするものですから、結局今のような状況になってしまったのです。

テレビ局が悪いとまでは言えませんが、テレビ局は、適当にしか放送しないというのが、正しいと言えると思います。

残念ですけれども、それが事実ですから、やむを得ませんね。

自分や家族の健康を守るのには?

自分自身や自分の家族の健康を守るためには、メーカーの宣伝や、そんな都合で、家族の健康を左右されたくはありませんよね。

私なども、サラダ油を台所のずっと奥の方にしまい、ごま油を前に出しました。

食材を炒める時は、今まではサラダ油を使っていましたが、それも辞めて、肉を炒めるのであれば、その動物の脂を一部取って、その油で炒めるといったような工夫をしています。

また、マーガリンもすべて廃棄し、高かったり無かったりして買いにくいのですが、バターを使うようになりました。

考えてみると、日本食というのは、基本的に魚と煮物、お浸し、香の物といった感じで、油が非常に少ないんですよね。

あるのは、魚の油だけなんです。

そのため、やはり日本人が大量の植物油を使うということは、相当危険であるという事が言えると思います。

天ぷらの誕生

天ぷらというものが発明されたのは江戸時代の初期の頃です。

当時は、やっぱり、菜種油が危ないので、菜種油の天ぷらというのが流行らなかったわけで、毒性はその頃から、少し分かっていたという事もあるんですね。

現代のサラダ油の正体

現代のサラダ油というのは、その菜種油の危ない所から、危険な物質を2つ抜いたものです。

サラダというのは、そもそも野菜に、「ソルト」お塩をかける事を言うのであって、油とは関係がありません。

あらゆる方法で、我々の頭のイメージを変えようとして努力した、その結果、非常に変な所に追い込まれているというわけなのです。

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