集中力を途切れさせないための方法
集中力を途切れさせない方法として効果的なのが、切りの悪いところで作業を中断させるという方法ですね。
切りがいい所ではなくて、切りが悪いところで敢えて辞めると。
問題集かなんかをやっていて、大きいこのページを終わらせたらトイレに行こうといのじゃなくってですね、途中で(1)でやめて、(2)を残したままトイレに行くと。
そうすると、(2)が気になったまま、トイレに行く事になりますよね。
そうすると、休んでいるようなんですけど、トイレに行っている間も実は、(2)が気になっているというね。
スリープ状態でも、バックグラウンドで動いていますよ、という状態になるんですね。
そうすると、すんなり休憩が終わった後、(2)に戻れる、問題に戻れるというわけなんですね。
これを心理学的に言うと、ツァイガルニック効果という名前で知られていて、やり切った事よりも、達成出来ていない事の方が、より気になって強い印象が残る、という効果を利用するんですね。
この効果の事を、ツァイガルニック効果というんですけれども、受験に成功した学生さんというのは、経験的にこれをやっているという事があって、
「切りが悪い所で、敢えて辞めるようにしています」
「切りが悪い所で、敢えて教科書を閉じて、翌日もう一回モチベーションを高く保てるようにしています」
といった工夫をしていらっしゃる方がいるんですね。
これは、ぜひ使って見て頂きたいテクニックです。
集中力が切れてしまう理由
切りのいい所までやってしまうと、人間はちょっと安心してしまうんですよね。
安心すると、それから次のページに行こうというモチベーションが下がってしまうです。
なるべく安心感を敢えて与えない方が、この場合は続きの作業がしやすい、集中しやすいという事になります。
テレビなどでもよく、切りの悪い所でCMに入って、続きを見たくさせるようにしていますよね。
経験的に、そういう事をした方が、長く引っ張れるという事が分かるのではないでしょうか。
受験で成功した学生さんなんかも、やはり自分で工夫して、そういった続けるコツを見つけるみたいですね。
続きがやりにくい自分をどうやったらモチベーションを上げられるかという事で、こういう工夫をするという事があるようです。
集中力を途切れさせないためには、敢えて切りの悪い所で作業を辞める事。