脳を効果的にリフレッシュする方法
脳にいい疲れ
脳の疲れを取ると言っても、脳にはいい疲れと、悪い疲れがあります。
いい疲れといのは、いい学習をして、脳の接続部分である、神経細胞が接続するところのシナプスという部分があるのですが、あそこがですね、膨らむような事が起きるんです。
その膨らんだものが、眠ると、しぼんで、新しくまた接続が出来るという事が分かっているんですね。
ですので、いい脳の疲れというのは脳を発展させる方向に向かわせます。
脳に悪い疲れ
一方で、脳の悪い疲れというのもありまして、これは脳のコルチゾールというストレスホルモンが高まってしまうという方法なんですね。
ショックな事とか、理不尽な事、不条理な事、嫌いな人と一緒にいなければならないといった事があるとですね、脳の神経細胞が壊れるような方向に向かってしまいます。
脳の疲れを取る最高の方法
なのでですね、脳の疲れを取るには、身も蓋も無いかもしれませんが、寝る事が一番の方法です。
筋肉を使って、休みを取ると強くなるように、脳にも同じ事が言えるのです。
脳が疲れると太る
脳が疲れると、何がよくないかといいますと、まずは太る事。
太っている人はみんな脳が疲れているとうわけではなく、太りやすい、太りにくいといった体質もありますが、また食べる事が好きだったりね。
これ以上食べなくていいよ、という命令を出すところがあるのですが、脳が疲れる事で、これはへたってしまうんですね。
例えば、眠らせないグループと、比較的よく眠らせるグループと分けて実験をするとですね、大体、眠らせない、睡眠時間を短くしたグループでは、1日あたり、500キロカロリーくらい、余分に摂ってしまうという事が分かっています。
1日あたり、500キロカロリーといったら相当の量なんですけれども、1ヵ月にしたら、1.5キロから2キロくらい体重が増えてしまうような感じです。
脳が疲れると不倫する
あと、もう一つよろしくないのが、不倫したくなってしまうという事です。
不倫率が、アップするんですね、眠らせないグループで、婚外交渉率が高いという。
これも、やってはいけないという社会通念があるところがへたって、それを破りがちになるという事ですね。
やってはいけない事をしなくなります。
太って、不倫をしたくなる…最悪ですね。
仕事の能率が下がったり、記憶力が下がったり、といった事もありますね。
とにかく、睡眠を十分にとるという事が重要になります。
よい疲れを脳に与える効果的な方法
よい疲れを選択的に脳に与えようという事であれば、新しい刺激を脳に与えるという事が一番よくなるので、普段会わないような人に会ってみようであるとが、忙しくて会えなかったお友達とかに、久しぶりに会ってみようですとか、普段行かないような所に行ってみるとかですとか。
別に、遠出をしなくてもいいんですよ。
近所で、「このスーパー、実は入った事無かったよね」といった場所ですとか、「この公園、実は行った事無かったよね」といったところを散歩したりとかでもいいので、新しい発見が出来る所に行ってみる。
または、やった事が無いゲームをやってみるとか、子供が読んでいる本や漫画を読んでみるとか、食べた事が無いものを食べてみるとか、そんな経験をどんどん蓄積していくと、よいのではないでしょうか。
新しい人とお付き合いをするですとか、新しい出会をする、それもいいかもしれませんね。
街で徹底的に声をかけてみるとかですとかね。
ちょっと、政治家っぽいですけどね。
ともあれ、脳を効果的にリフレッシュするには、いつもと違った事にトライするという事が、非常に効果的であるというわけですね。