優しい人を見極める力
子供に、男性や女性の写真を見せ、どの人が優しい人かどうかを見極める実験を行いました。
すると、3歳児~4歳児の幼児は、優しい人かどうかを見極める力が非常に高い事が分かりました。
3歳から4歳の頃は、恐怖直感が特に高い傾向にあります。
優しいと美しいの関係性
美しいであったり好きだという感覚は、優しそうかどうかと、相関関係があると言われています。
心の中で嫌な事や悪口ばかりを考えている人は、不思議とそういう顔になります。
優しい心を持っている人は、おのずと優しい顔になるのです。
その事を、人間は顔つきから読み取っているのです。
プロフィール写真の選び方
人に綺麗だと思われたいと思って、プロフィール写真は自分で選んでしまいがちです。
ですが、実際は、プロフィール写真は自分で選ばない方がよいと言われています。
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学ある実験が行われました。
まず100人の学生にお気に入りの写真を12枚ずつ持ってきて貰います。
そして、その12枚の中から、自分が特にお気に入りの写真を選んでもらいます。
次に、その12枚の中から、違う人に、特にいいと思う写真を選んで貰います。
その結果、多くの人がいいと感じる写真は、自分で選んだ写真ではなく、違う人が選んだ写真の方だったのです。
自分で写真を選んでしまうと、その写真を撮った時の思い込みなどが入ってしまい、客観性を失ってしまうのです。
隠されたコンプレックス
また、自分で選ぶ写真には、コンプレックスが関係してしまいます。
例えば、二重あごがコンプレックスであれば、二重あごが写っていない写真を、無意識に避けてしまう可能性があるのです。
他人が選んだ場合は、そのような偏見がありません。
そのため、誰が見ても良いと感じる写真を選ぶ可能性が高くなるのです。
また、他人が写真を選ぶ際は、その人が自分にとって「親しみを感じるかどうか」が基準になります。
つまり、他人に写真を選んで貰う事で、多くの人から親しみを持って貰いやすくなるというわけなのです。