嫌われる人と好かれる人の違い
本人はとてもいい事をしているつもりなのに、なぜか嫌われてしまう事ってありますよね。
例えばメールの返信
送られてきたメールには素早く返信した方が、喜ばれると思いますよね。
ところは、一概にそうともいえず嫌われてしまう事も…
早くメールを返されると、自分も早く返さなきゃというプレッシャーを感じ、次第に嫌になってしまう人もいるんですね。
人を嫌いになる理由
脳には大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)という部分があり、生命の維持に好ましいか好ましくないかを判断する働きがあります。
この大脳辺縁系では、自分個人の生存と共に、集団での生存についても判断します。
例えば、誰よりも目立とうとして、自分だけが得をしようとする人は、集団の生存にとっては得では無いと判断され、嫌われてしまうのです。
集団の中で飛びぬけて目立つ人は、集団から嫉まれてしまい、裏切り者に認定されてしまうのです。
可愛くてモテモテな女の子が、集団からいじめられたりするのも、この大脳辺縁系の働きによるところが多かったりします。
目立っているのに嫌われない人の特徴
飛びぬけて人気者で、目立っている人が嫌われない為には、その人が目立つ事による得よりも、損しているという事を示す必要があります。
例えば、結婚をしたけれども辛い思いをして離婚をしてしまったなどですね。
また、影で努力をしているなど、プライベートをさらけ出す事によって、目立つ事によっていい事ばかりでは無いなと思われるという方法も効果的です。
嫌でも目立ってしまう人は、相手に対してあくまでも同じ人間であり、全く完ぺきではないという事を伝える必要があります。
美男美女でもちょっと残念な人の方が、人気者になりやすいというわけですね。
嫌われそうなのに嫌われない人の特徴
口を開くと悪口ばかり…
でもなぜか嫌われない人っていますよね。
なぜ多くの悪口を言う人は嫌われ、ある一部の人は嫌われないのか…
その理由は、
「悪口の分かりやすさ」
に隠されています。
あなたは認知負荷という言葉を聞いた事はありますか?
脳というのは、小さな機関であるにも関わらず、全身の1/4くらいのカロリーを消費します。
それくらい小さいのに、大きなリソースを使わなければならないため、出来れば節約したいわけです。
そのため、回りくどく分かりにくく言う人を、それだけで嫌いになってしまいます。
つまり、悪口であってもみんなが今思っている事を一言で言う人というのは、嫌われずに逆に好かれる傾向にあります。
悪口を言われるであろう内容をみんながある程度把握し、下準備が出来ていれば、認知負荷があまりかからずに済むのです。
人気の芸能人でも、思い当たる人、いたりしませんか?