中野信子 幸福度が高い人と低い人の決定的な違い!自分の幸福度を知る驚きの方法!

幸福度が高い人と幸福度が低い人の違い

幸せだな~、今に満足している、生まれて来て良かった…

幸福度が高い人は、日々このような気持ちに包まれて生活をしています。

幸福度は高ければ良いのか…

といえば、そうだとは言い切れず、幸福度が低いがゆえに頑張れる側面もあり、一長一短があります。

女性の幸福度の場合

人間の体の中には、実は幸福度の高さを決める物質が存在します。

その物質の名前は

モノアミン酸化酵素

幸福度は、このモノアミン酸化酵素の活性化で決まってしまいます。

酸化酵素というは、モノアミンを分解する働きを持ちます。

モノアミンとは一体何か?

モノアミンとは、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリン等のいわゆる脳内物質と呼ばれるような物質をお掃除してくれる働きを持ちます。

つまり、お掃除屋さんが良く働く脳なのか、それともお掃除屋さんが良く働かない脳なのかによって、幸福度の感じ方が変わってしまいます。

幸福度を感じやすい脳とは?

モノアミンによってよくお掃除をし、脳をキレイに保つ方が幸福なのかといったら、実はその逆で、お掃除をさぼりがちな脳の方が、幸福度が高いのです。

幸福感を与えるセロトニンや、やる気を高めるドーパミンといった脳内物質をお掃除されてしまう事で、幸福度を感じにくくなるという研究結果を、南フロリダ大学の研究者が発表しています。

モノアミン酸化酵素の活性が高い、つまり、お掃除能力の高い脳の人は、幸福を感じにくく、日本人にこの傾向が高いと言われています。

そのため、モノアミン酸化酵素の活性が低い女性が、幸福度が高いというわけです。

傾向としては、アリとキリギリスのキリギリスタイプで、

「今が楽しければそれでハッピー」

といった性格で、先々の不安を感じにくく、目先の快楽を追い求める傾向にあります。

一方の、アリとキリギリスで言うところのアリタイプで、モノアミン酸化酵素の活性が高い、働き者のお掃除屋さんの人は、不安を感じやすく、

「将来の事を何か考えなくては」

といった性格で、目先の楽しさは少ないものの、生物としては生き延びる可能性が高いとも言えます。

生き延びられても幸福度は低いという嬉しいのか嬉しくないのか分からない話ですが…

幸福度を高める事は出来るのか?

幸福度を高めるためには、モノアミン酸化酵素に少しサボってもらえばよい…

では、モノアミン酸化酵素を減らす事を出来るのか?

といったら、残念ながら、モノアミン酸化酵素の量は人それぞれ決まっているため、増やす事も減らす事も出来ません。

幸福度を高める方法としては、モノアミン酸化酵素のお掃除の能力が追い付かないほど、ドーパミンやセロトニンを出してあげましょうといった方法であれば、可能です。

幸福度が高い人間か低い人間かを調べる方法
自分は一体、幸福度が高い人間なのか、それとも低い人間なのか、非常に気になるところですよね。

実は、それを調べる方法はあって、遺伝子検査を行えば、知る事が出来ます。

幸福度が高い人間だから優れている、幸福度が低い人間だから優れていないといった事は関係なく、どちらも才能の一つです。

幸福度が低い人の方が生き残る可能性が高いという、プラス思考で考えば幸福に過ごせそうですね。

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