韓国が日本への反日に強気になった理由
韓国の日韓併合当時の朝鮮人労働者が、三菱重工業を相手取り、損害賠償を求めた裁判。
11月29日、韓国の最高裁判所が三菱重工業に賠償を命じる判決を言い渡しました。
10月30日には、新日鉄住金にも、同じような判決が言い渡されています。
自分のおかしさに気が付かない韓国人
日韓国交正常化当時に結んだ日韓請求権協定を、この判決は完全に破るものです。
普通の日本人はですね、もう、まともな国じゃないなと思ったと思います。
更に言いますと問題があります。
もう韓国のおかしさに対して、多くの韓国人が気が付いていない事なんです。
もし気が付いているんだったらですね、ここで話し合いが行われて、解決できるんですけど、韓国人はこれが当たり前だと思っている。
韓国は法治国家ではない
まぁ、韓国は法治国家、いわゆる西側が言う法治国家ではないんです。
韓国の中の問題。
日本は関係がない韓国人同士の問題でもですね、政権が変わると法律がグイっと曲げられる。
だから韓国人はですね、日本との約束を破ってもおかしいとは考えないんですね。
米韓同盟消滅の足音
アメリカと韓国の同盟関係が、実際に無くなってしまう事があるのでしょうか?
私が出版した「米韓同盟消滅」という本のタイトルを見て、多くの人が「そんなバカな」とおっしゃるのですが、読んでくださった方はですね、「そうだね、起こり得るね」「もう起こっているんだね」という反応を示されます。
実際に米韓同盟はですね、着実に破棄の方向に進んでいます。
文在寅政権の本音
韓国の文在寅大統領の側近もですね、
「平和協定を結ぶなど、韓国と北朝鮮の関係が改善すれば、米軍が韓国に留まる理由は無くなる」
と言い出しました。
これが文在寅政権の本音でしょう。
文在寅政権に米韓同盟が邪魔で仕方がない理由
なんならですね、文在寅政権は、北朝鮮との融和というのを最優先課題にしています。
そのためにはですね、北朝鮮を共通の仮想敵とする米韓同盟が邪魔になってしょうがない。
大統領だけではなくて、文在寅政権の中枢部の人達は、韓国が抱える問題の多くは、民族の分断によるものだと。
そして、米韓同盟こそがですね、民族の和解を邪魔しているんだと。
ちなみにですね、韓国民の結構な数も、そう考えているんですね。
文在寅政権が米韓同盟を破棄する理由
韓国の特に文在寅政権がですね、北朝鮮の融和を優先しているという、これはわからないでもないのですが、米韓同盟を破棄にまで持って行こうとしているのはなぜなのでしょうか?
ちょっとここで視点を変えて、北朝鮮から世の中を見てみましょう。
北朝鮮の視点で考えますと、仮にですね、韓国と関係を改善しても、米韓同盟が残ったままなら、どうなるだろうかと。
韓国の政権が、今の左派政権ならともかく、再び保守政権が韓国に登場したら、米軍の力を借りてですね、北朝鮮を圧迫する事は、確実なわけですね。
北朝鮮から逃げてきた人の話によりますとですね、米韓が大規模の合同軍事演習をしますと、北朝鮮では、鉄道やトラックの運送を、相当止めてしまうわけです。
当然、生産活動が大打撃を受けます。
また、米軍から圧迫を受ければですね、国民の金正恩政権、今の政権に寄せる信頼も、大きく落ちていくわけです。
北朝鮮とすればですね、韓国に左翼政権が登場した今こそ、米韓同盟を辞めさせるチャンスなんです。
米韓同盟に熱心でないトランプ大統領の登場
普通だったらですね、辞める事にはならないんでしょうけど、運よく米国にもですね、米韓同盟に熱心ではない大統領が登場したわけです。
非常に偶然の要素が強いんですけども、韓国、米国の双方にですね、同盟に熱心でない大統領が登場したと。
そこで、北朝鮮の非核化と引き換えに、米韓同盟の破棄の取引、こういった事も十分に可能になってきたと。
細かな動きを観察するとですね、トランプ大統領と金正恩委員長は、取引に仮契約にサインしたような感じになった。
詳しくはですね、新潮新書の「米韓同盟消滅」という本の第1章に書いてあります。
北朝鮮の核を利用し米韓同盟を破棄するシナリオ
話をまとめると、北朝鮮が核兵器を捨てれば、米韓同盟を打ち切るという事なのでしょうか?
トランプ大統領は、そう考えています。
ただ、金正恩委員長とですね、文在寅大統領はですね、いいとこ取りをしようとしているんじゃないかと、私は思います。
つまり、可能な限り北朝鮮の核は温存しつつですね、米韓同盟だけは破棄したいと。
「相手のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」という風に、持って行くつもりだと思います。
「そんな無茶なことを」とおっしゃる方もいますけれども、でも少し考えれば、それは当然の事です。
米韓同盟を破棄したとします。
そのあと、北朝鮮のと韓国の人々はですね、誰の核の傘を頼りにするのか?
つまり、米韓同盟が無くなってしまえば、韓国に対するアメリカの核の傘は無くなります。
朝鮮は永遠に中国の属国
北朝鮮はですね、中国との関係がよくないですから、実質上、傘の核はありません。
南北朝鮮というのは、核の傘が一切なくなってしまう。
「中国の核の傘に、もういっぺん入ればいい」という人がいますけど、中国と言うのは、朝鮮半島は歴史的に自分の支配下にあった、属国だと思っていますから、朝鮮半島の人々は、中国の言いなりにならざるを得ないわけです。
せっかくですね、アメリカとの同盟を破棄しても、今度は中国の言いなりになってしまったら、意味がないわけです。
それは、ロシアの核の傘に入っても同じことです。