中国や韓国の通信技術は、安全保障にリスクを及ぼすのか?
こういう通知を受けたという事なんですね。
ファーウェイと中国人民解放軍の繋がり
まず、ファーウェイというのはどういうふうに出来たかといいますと、中国の元人民解放軍の情報関係のOBのですね、任正非とう方がですね、1988年に人民解放軍の仲間をですね、6人とお金を20万元持ち寄って創設した企業という事で、
非常に中国人民解放軍の、しかも情報関係の方とですね、繋がりが深いという所からですね、これは憂慮されて当然ではないかなと。
こういった通信網というのはですね、国を体に例えると、神経に該当しますので、危険を察知するとかですね、ちゃんと見えていないと、視神経がやられると、危険なところなのに、楽しそうなところに見えてしまったりですね、
痛みが、痛みとしてではなくて、快感に変わって伝えられてしまうと、その人はおかしくなってしまいますよね。
それと同じで、国家もですね、視神経たるですね、通信網がおかしくなっちゃうと、非常に危ないというところで、これは憂慮して当然ではないかなという感じが致します。
ファーウェイ機器から発見されたバックドアとは?
例えば、入力している文字列が全部抜かれたりとかですね、色んな心配な事がありますし、実際にバックドアが見つかっておりまして。
たぶん私がここでこういうふうにお答えしたとしても、後でファーウェイに訴えられる事は無いと思うんですね。
これは、実際にあった話ですから。
そういう事があるんでですね、通信網の確保というのは、非常に大切な問題だと思います。
バックドア事件が絶対に表に出ない理由
バックドアというのはどういうものなのでしょうか?
これはですね、そこにマルウェアって言いますね、そういったものが入って、特定の時間になるとですね、全然本人が意図しない時に、中身の情報が抜かれていくとかですね、
こういう被害にあった、研究機関というはあるんですけど、この研究機関は表に出さない。
なぜかというと、そんな事が表に出ると、そこにスポンサーがついているわけで、それで研究機関は成り立っているので、スポンサーが離れて行っちゃうと…
という事もあって、なかなかこういう事件があったとしても、絶対に表に出てこないんです。
そういった問題があります。
LINEが非常に危険視されている理由
あと、日本ではかなり浸透していますLINEの機能についても、坂東さんは心配されている。
これにはどういった心配があるのでしょうか?
最近ですね、LINEの新サービスのビーコン調査というのが入ったと。
これはあの、具体的に言いますとですね、LINEビーコンという機器を設置したエリア限定で、そこにアンケートを配信すると、各エリアごとのですね、状況が、どういう人たちが集まっているのかですとか、何歳くらいの人が集まっているのか、何に関心があるのか、趣味趣向まで、色々とエリアごとに特定されていったり、情報をエリアごとに取ったりする事が出来ますね。
それと、GPS機能が一緒についているわけですから、例えばですよ、安倍総理がLINEを使っている場合にですね、今、総理がどこにいるのか。
使っているのかどうかは分かりませんけどね。
そういったものが、実は、大韓民国国家情報院の方に、漏れ伝わっている可能性がありますね。
LINEで日本動きは韓国に筒抜け?
それと、安倍総理が例えば行った場所に関して、どういう人たちが集まっているのかですとかですね。
安倍総理の周りの人も、LINEをやっているとするならば分かるという事ですか?
そうですね。
そういった事まで把握されてくると、ネット社会だけではなくてですね、リアル社会の中でもですね、把握されてはいけないような事まで、友人とどこにいるのかですね、現在地まで把握されるという事は、非常に危険であると。
筒抜けになってしまうという事なんですね。
あと逆に、エリア特定の情報を流してですね、本当に破壊活動をやるとなった場合には、パニックを作り出したりするといった事も出来るのではないかと。
ロシアがLINEをブロックした理由
こうしたことを心配してか、ロシアが動いたそうですね。
そうですね。
2017年の8月1日から、ロシア国内でのLINEの使用はブロックされているという情報が入っておりますけど。
ロシアはロシアでですね、カスペルスキーであるとかですね、それもまた、情報関係の人たちが立ち上げたところがあって、だからこそ、ロシアの方ではですね、
怖さを知っていると。
怖さを知っているわけだと、私は考えています。