あなたのLINEは韓国に全て覗かれている!ファーウェイで中国の覗き禁止!でも米国は… 佐藤優

ITシステムにバックドアが付いているのは常識

佐藤優佐藤優

それはその通りだと思うんですけど、同時に、この種のITの色んなシステムというのは、バックドアが付いていると見ているのが常識ですからね。

司会 男司会 男

バックドアというのは?

佐藤優佐藤優

バックドアとはどういう事かというと、そのシステムを作っている人のは、チョイチョイと工夫すると覗けると。

こういう事ですよね。

機材を使っていると、逆に中国のものは中国が覗けるけれども、アメリカのやつはアメリカが覗けると。

日本は、独自のプラットフォームを持っていないですからね。

LINEは韓国に全て覗かれている

佐藤優佐藤優

だから、名前は出さないですけれども、韓国系のそういったショートメールなんかを送れるような、非常に普及しているシステムも、韓国は覗けると思う。

司会 男司会 男

バックドアが。

佐藤優佐藤優

バックドアがついている。

だから、そういう事だと思うんですよ。

司会 男司会 男

ファーウェイの機器というか、スマホももちろんそうですけれども。

佐藤優佐藤優

必要になったら覗けると。

必要になったら何か仕掛けられると。

ファーウェイ・ZTE排除はサイバー対策の常識

司会 男司会 男

これは、アメリカが「なるべく使わないようにしてくれよ、同盟国のみなさん」と言ったら、日本政府もいち早く、政府、あるいは政府と取引をしている業者は、ファーウェイの端末を使ってのやり取りは、しないようにしましょうという事を随分と早く決めました。

佐藤優佐藤優

早くから引き出しに入っていたと思いますよ。

ていうのは、サイバー対策をやっている人達の間では、ある意味常識でしたから。

ロシアにGmailが届かない理由

佐藤優佐藤優

だから逆にね、ロシアに例えばヤフーとかグーグルでメールを送るでしょ。

到達しないことが結構あるの。

Gmailとかも、到達しないことが結構あるの。

その変わり、Yandex(ヤンデックス)というロシア版のグーグルみたいなのがあるの。

そのYandexのアドレスだと確実につく。

Yandexって無料よ。

それで、クラウドも無料でついてるの。

2年間、どれだけ容量、制限なしでYandexクラウドに何でも入れられます、と。

それで、Yandex comとかYandex aezとかアドレスで、10いくつくらい取れちゃうわけ。

これ全部、カザフスタンとかね、aezとか、アゼルバイジャンとかそういう意味だけれども、でもね、サーバーもそこしかないの。

ロシアと北朝鮮で使われるYandexの狙い

司会 男司会 男

モスクワで見ようと思ったら、全部バックドアが…

佐藤優佐藤優

ぜーんぶ、蓄積しているんだと思う。

そうすると、Yandexを使っていると、例えば北朝鮮とやり取りする時は、Yandexなの今はだいたい。

Yandexを使っていると、スーッと通っていくわけ。

だから、そういうような形で、各国やっているんですよ。

アメリカ政府がカスペルスキーを禁止する理由

佐藤優佐藤優

だから、私なんかは愛用しているんですけどね。

私のメールって、色んな形でのマルウェアとか、ウイルスが入ってこようとする時に、普通のウイルス対策のソフトだと結構それが通過しちゃってね、面倒くさくなるんだけれども、カスペルスキーという、元KGBの人達が作ったやつだと、思いっきり跳ね除ける事が出来るわけ。

佐藤優佐藤優

これはやっぱりロシア製だからね。

どうしても、ロシアとの通信で入ってくるものに対する防御は完璧なの。

これは、アメリカ政府で使う事が禁止されていますからね。

要するにアメリカは、カスペルスキーはバックドアがついていると思っているわけ。

カスペルスキーは、「そんな事は絶対に無い」と。

「元はKGBだけど、今はなんの関係もありません」と。

ところが、ロシアのセキュリティソフトは、全部カスペルスキーだもんね。

ネットの世界に匿名性は存在しない

司会 男司会 男

ロシアの情報機関とか、だから、AIの世界というのは、AIにしても、ネットの世界にしても、みんなそこで匿名性を保全されているとか、そういう風に考えるんだけど、繋がっているわけでしょ。

水道と一緒なんだから。

管で繋がってりゃあ、向こうからも来るわけだし、こっちから行くって事は、向こうからも来るって事だから。

ですから全部覗かれていると。

中国の覗きは禁止!でもアメリカは…

佐藤優佐藤優

だから、中国から覗かれないように、中国から仕掛けられないようにするけれども、アメリカからは分かりませんよという話ですよね。

同盟国と言うのはそういう事なんです。

司会 男司会 男

今回は、日本、オーストラリア、いわゆるアメリカの友好国や同盟国、ある程度運命を共にしようよという国々が、そういう事をしていくというのは、そのバックドアにあると。

佐藤優佐藤優

そういう事です。

私はそう見ているんです。

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