アメリカ人がしまくった戦争の歴史
それで、日本と戦争をし、次は朝鮮戦争、朝鮮半島まで行って朝鮮で戦争をし、更に1960年代になると、ベトナム戦争を起こしてベトナムに行き、ベトナムというのは元々アメリカは関係が無いんですよね。
色々と理屈はありますよ、戦争を起こす理屈はありますが、基本的にはあそこはフランスだったんです。
フランスから独立したベトナムを攻撃する。
ベトナム戦争ではいっぱい血にまみれたんですけど、それにもへこたれずにですね、それから更に西に行こうとして、アフガニスタンで戦争を起こす。
アフガニスタンは、ソ連が入った後なんですけど、アフガニスタンで戦争を起こし、ついにイランとぶつかり、非常にアメリカとイランとが険悪に、今でも険悪ですけどね。
それからイラク戦争を起こし、そしてシリアまで行っちゃうんですね。
2010年には今度はアラブの社会をですね、これは正常な軍事ではなくて、裏口から行って、イスラム革命というのを起こすんですよ。
リビアをやっつけるため。
それからずーっとモロッコまで行きます。
アメリカ人による侵略戦争の終焉
つまり、アメリカが西に行きたいという希望を、イギリス人が西に行きたいという希望は、イギリス、アメリカ、アメリカ西部のカリフォルニア、それからハワイ、それからフィリピン、日本、朝鮮、ベトナム、アフガニスタン、イラン、イラク、シリア、リビア、モロッコまで行っちゃうんですよ。
それで、よーくみたら分かるんですけど、自分の故郷は避けているんですね。
つまり、ヨーロッパは避けて、世界一周しちゃったんですよ。
それで、結局、西へ西へと行くと、地球は丸いものですからね、地球が平たかったらそういう事は無いんですけど、地球は丸いものですから、ついにモロッコまで行っちゃって、大西洋まで行っちゃってですね。
その大西洋を渡ったら、今度はアメリカですから、これでまぁ、終わったわけです。
この終わったのがだいたい2011年なんですね。
オバマ大統領 イラク撤兵の歴史的な意味
イスラム革命といのは、2009年くらいかな、から始まって、2012年くらいまでかかったんで、1~2年の誤差はあるんですけど、2011年についにですね、オバマ大統領がイラクからの撤兵を発表します。
この当時ですね、今から7年前ですけど、私はブログに盛んに書いているんですね。
これで遂に、アメリカの西が終わったかと。
これから東に撤退するぞと。
いうような事を、随分とブログに書いていますが、その通りになりまして。
イラクからは撤退し、イランと争っているから少し撤退し、アフガニスタンも撤退ぎみでありまして、フィリピンからも軍隊を引いて、現在では韓国からも軍隊を引くと言っているわけですね。
日本にも、日本から軍隊を引くかもしれない。
これは何を言っているかというのと、トランプ大統領の独自の政策ではなくて、今から300年くらい前から始まった、正しく言えば250年くらい。
トランプ大統領の政策はごく自然な事
イギリス人の西へ西へと行く力というのが、ようやく2011年に終わって、引き返し始めたわけですよ。
引き返し始めた事を、グローバリゼーションから、ナショナリズムへとか言っていますけど、これは別に後からつけた理屈であって、私の見解ではですね、西へ行きたいという欲求が無くなっちゃったという事ですね。
西尾幹二先生はこれを、アメリカで言われている事ですけど、西に行く精神衝動、西に行きたい行きたいという衝動が、2011年についに終わると。
そして、アメリカがまた昔のように、自分たちの土地で、自分たちが生活するようになると。
日本の戦争も、日本も巻き込まれたわけです。
アメリカに巻き込まれた国といったら、メキシコでしょ、ハワイ、そらからアラスカには人がいませんでしたが、フィリピンもそうだし、スペインもそうですね。
それから、日本、朝鮮、ベトナム、もうアフガニスタン、イラン、イラク、それからアラブの国たち、全部アメリカの西に行く衝動で、被害を受けた人たちですね。
それが、今はアメリカが帰りつつある。
それが、現在のトランプ大統領の政策であるという事なので、決してトランプ大統領の性格だとか、独自の政策というものではないという事ですね。
歴史というものは、非常に面白いものですね。