審査員の1点で人の一生は変わるのか?
トロサーモンの久保田さんは、
「自分の感情だけで、審査せんとってください。」
「1点で人の一生変わるんで。」
と、上沼恵美子さんを批判しているようですが、果たして本当の事なのでしょうか?
M-1 2018 で上沼恵美子さんがエコひいきしたと噂されているミキ。
上沼恵美子さんは、高得点の98点をつけています。
松本人志さんはミキに対しては88点と低い点数をつけていますが、ネタの好き好き、タイミング、男女という性別の違いだってあるわけですからね。
じゃあ、上沼さんが高得点をつけたミキが決勝に残れたかというと、結果は4位で予選敗退しています。
一方で、上沼さんが、審査員の中で最低得点である88点をつけたジャルジャルはというと、3位で決勝に進出しています。
つまり、上沼恵美子さん一人が最高得点をつけようが、最低得点をつけようが、その点数だけで、M-1の決勝への進出が決まるわけではないのです。
また、例えM-1で優勝できなかったとしても、爪痕さえ残すことが出来れば、
オードリーをはじめ、千鳥、ナイツ、ハライチ、南海キャンディーズ、メイプル超合金、ピース、U字工事、ハリセンボン、スリムクラブ…
と、数多くのコンビが、大活躍しているわけです。
M-1に優勝したコンビよりも、活躍しているお笑いコンビも多数いるわけですから、M-1の結果で全てが決まるという事でもないわけですね。
上沼恵美子さんはラジオで審査員の引退を発表
トロサーモン久保田さんの発言を聞いてか、聞かずか、上沼恵美子さんは、ラジオでM-1の審査員を引退する事を発表されています。
上沼恵美子さんは以下のように語っておられます。
「わたしみないなこんな年寄りが、ちょこんと座って偉そうにしている場合ではないんですよ。」
「だから私は(M-1審査員を)引退します。」
「むしろ(M-1に)出たいですね!」
自虐はウケないといいつつも、本人は自虐を交え、最後はキッチリ笑いに繋げておられるわけです。
お笑いとして、人として、いったいどちらが上だと言えるのでしょうか?
トロサーモン久保田とスーマラ武智 ツイッターで謝罪
この度は私の不徳の致すところで、上沼恵美子さまに失礼極まりない言動をしてしまい申し訳ございませんでした。今後は二度とこのような事がないよう深く反省しお詫び申し上げます。
— くぼたかずのぶ🍣 (@kubotakazunobu) 2018年12月3日
昨日の僕の醜態について、上沼恵美子さん、 M-1に携わる方々、すべての方々にお詫びしたいです。申し訳ございませんでした。
— スーパーマラドーナ 武智 (@hikinikugeinin) 2018年12月3日