歳を取っても若々しい人の特徴
心理科学的に、どういった心理を持った人が若く見えて、どういった心理を持った人が年老いて見えるのかという研究は、沢山あるんですね。
本人が、自分自身に心に渇望感を持っている人というのは若く見えます。
若い人間に見られます。
渇望感を試す実験があるんですね。
お皿に餌があって、パクっと食べればいい分と、レバーを引いたら食べられるという実験をするんです。
すると年老いたマウスというのは、ラクをして食べようとするんですね、レバーを引くなど面倒な事はせずに。
一方で、生まれたばかりの赤ちゃんの頃、動物界は殆どがそうなんですけど、ネコ以外がそうなんですけど。
マウス、イヌ、サル、トリ、など、何か課題を課さないと、食べられないよという状態を作る方が、そっちの方が、おいしく感じるわけなんですね、若いと。
若いと、何か頑張った後に得られた方が、うまいと。
そっちの方が、価値があるというふうに考えるのが若さなんですよ。
若々しく見える人の働き方
人間も、幼稚園生は、殆ど100%、レバーを引くことにこだわります。
そのまま食べようとする子供はいないんですよ。
それが、大学生になると半分になるんです。
半分の大学生が、皿から食べようとするんですね。
歳を重ねても若く見える方の特徴として、楽に仕事をしようとしていないという特徴があるんですね。
凄くレバーを引きに行くというか、現地に行ってそのような活動をするというような、そのような事の気持ちが強い方というのは、輝いて見えて、若々しく見えるんですね。
ブルジョワジーよりも、労働者の方が若いですし、年金受給者だけよりも、年金も貰いながらも何か働いている人の方が若く見えます。
昔の若さを取り戻す方法
昔の自分が好きだった小説を敢えて読むことによって、昔に戻るわけですよ。
若い時に見た映画とか小説を読むことは、心にいい影響を与えるんですね。
若い頃に戻って、あの頃は頑張っていたな、みたいな。
そういった気持ちが蘇ってくるようなんですね。
若さの象徴とは?
若さというものの、象徴というのは自信の無さなんですよ。
自身の無い人ほど、若く見えます。
自信満々な人は、やっぱり歳が普通よりも上に見られますよね。
心療内科とかでも、心配性みたいな病気、神経疾患の70歳って来ないですもの。
やっぱり、青年の病気ですよね。
何か心配で不安でしょうがないみたいな。
自信の無さというものを、若さなんだと思う事が大切ですよね。