関西生コン 武健一と暴力団との繋がり
関西生コンは、暴力団との繋がりもあると疑われています。
逮捕された武健一被告は、今回がはじめての逮捕ではなく、実は以前にも逮捕されていた事があるんですね。
武健一被告が、以前に逮捕された際には、「接見禁止令」が出されました。
つまり、弁護士以外はあってはならないという命令が出されたわけです。
ところが、武健一被告は、刑務官を金銭等で買収し、外部と連絡を取っていた事が後になって、判明しました。
そして、刑務官を買収し、外部との連絡を取れるように動いたのが、「暴力団組員」だった事も判明したのです。
そのため、この関西生コンという団体は、警察からは「反社会団体」として認定されている、危険視されている団体なんですね。
関西では関西生コン報道は完全なタブー
関西生コンは暴力団等の繋がりがある。
「組合活動」「労働争議」という強い立場で、刑事告訴、民事告訴されないという強い力がある。
さらには、豊富な資金力で、有力なジャーナリストや記者に接近し、一部のマスコミは関西生コンの見方に付いている状況にある。
そのため、関西では関西生コンの事件に関する報道は、完全にタブーな状況にありました。
現在でも関西生コンのドン武健一容疑者の逮捕や、関西生コンの支部から8人が逮捕された事件が殆ど報道されないように、マスコミんではタブーな事件であるのがお分かりいただけると思います。
武健一をなぜ逮捕する事が出来たのか?
先ほど申し上げた通り、労働組合としての「組合活動」「労働争議」というものは、刑法、民法の影響が及ばないという状況があります。
では、なぜ関西生コンの武健一被告を、逮捕する事が出来たのでしょうか?
武健一被告は、8月28日に、滋賀県警の組織犯罪対策課によって、威力業務妨害として逮捕されました。
この組織犯罪対策課というのは、基本的には暴力団を取り締まるような課なんですね。
そこが動いたという事は、この事件が非常に大きな事件であるという事です。
さらには、大阪府警、京都府警、奈良県警など、近畿の2府4県のうち、4つの府警が、武健一被告の捜査に武健一被告の捜査に動いているといった状況です。
今回の逮捕の容疑は「威力業務妨害」という事で、滋賀県下で行っていた倉庫建設工事に対して、生コンを納入していた商社に、こちらから買えと圧力をかけたようなんですね。
で、今回、逮捕に漕ぎつく事が出来た最大の要因が、労働組合員がいない会社に対して「ここから生コンを買え」といった感じで。
あるいは、「協同組合に入れ」といった感じで。
協同組合に入れられると、生コンクリートを売るたびに、1リューベ(1立方メートル)あたり、上納金みたいな形で、数百円といったお金を取られてしまう。
それはいくらなんでもおかしいのではないかという事で。
つまり、労働組合というのは名ばかりで、やっている事といったら、暴力団組織と変わらないわけです。
そのため、組織犯罪対策部が動き、逮捕に至ったというわけですね。