日韓合意 沈黙を守る日本会議
一方ですね、安倍首相の支持基盤と言われている日本最大規模の右派運動組織、と東京新聞はこのような表現で言っていますけど、日本会議は沈黙を保っていると。
東京新聞は、日本会議に取材を申し込んだそうなんですけど、田久保忠衛(たくぼただえ)会長、櫻井よしこ(さくらいよしこ)さんには、取材を断られたという事で、「沈黙を守っている」と報じているわけですね。
保守の分裂を画策する東京新聞
なんか、はしゃいで報道していますね、東京新聞は、保守派の分裂を
だから、東京新聞の記事そのものは、いわゆる保守派の分裂を画策するというね、政治的意図に基づいた報道であってね、それ以上のものは出てこないですよね。
しかもここで引用されている発言は、一部だけを取り上げているので、全体の中で見ないといけないんですけどね。
おそらくね、この合意自体には、この記事で言われている、いわゆる右派の中の双方ですか、批判派と賛成派ね。
おのおの、言い分はその通りあると思うんですね。
私はね、これをあんまり深追いしても、現段階ではしょうがないと思うんですね。
それはなぜかというと、いずれにしてもね、どのような解決をなされても、海外のメディアは同じことをいうはずなんですよ。
これはもう確信犯ですから。
だから、メディアの反応は、それはそれで注意しておく必要はあるけれども、メディアというのは変わらないという事を一つ心得ておく必要があるという事。
日韓合意と安全保障問題
もう一つは、安全保障問題なんですがね、この記事の中で言われているのは、逆転していて。
非常に微妙だけれども重要な点で、朝鮮半島で事を起こすためにやったわけです。
この事が分からないと、安全保障でこの問題を急いでやった意味が分からない。
つまり韓国を完全に反北朝鮮にするためにやったわけですよ。
だからこれから本当に、私は朝鮮半島で起こると思っているんですね。
韓国はもう今まで日本に注いできた外交的エネルギーを、今度は北に向けて注がせられたと。
韓国と北朝鮮の仲を引き裂く米国の狙い
注ぐように圧力をかけられたと、もちろんアメリカがかけたんですね。
それは、アメリカが北朝鮮の核問題等に対応するために必要なのではなくて、北朝鮮と韓国を、はっきり言えば戦争させるためにやったという事です。
今まで、韓国は北朝鮮攻めようなんて、思っていなかったわけですね。
だけれでも、そういう気にさせるという事だったわけですよ。
それはね、我々、よく心得ておかなければならないです。
だからこれは、日本にも圧力がありましたが、韓国にも圧力が相当あったはずですよね。
ところが、アメリカもズルいと思うのがね、元々韓国に対して、反日を裏から「やれやれ」と煽っていたのはアメリカですからね。
それが、今度は手のひらを反して、韓国に対してね、「日本じゃない、北朝鮮だ」と、そういう風に方向転換させたのが今度の合意なんですね。
もっとちゃんと、日本の統治時代からの、李王朝時代からの歴史を、韓国人がアメリカの策に乗らないで、ちゃんと直視して分析していればよかったのに、もうバーッと反日になって、歴史までねつ造して、都合が悪いものは全部封印してしまった朝鮮半島の悲劇ってありません?