日産 カルロスゴーン逮捕の衝撃!再婚した妻の影響?株価暴落?上島嘉郎

労働基準局が厳しすぎる裏事情

百田尚樹百田尚樹

私ね、何年か前に、今の経営者と喋った事があるんですよ。

「なぜ、今タイムカードとか、あんなのを廃止しなんですか?」

って言うたらね、経営者は言うた。

「本当はね、したいんですよ。出光佐三さんのね、ああいう経営の方法をやりたい」

「でもそれをやると、私ら、一気に労基に潰されますわ」

言うて、労働基準局に。

百田尚樹百田尚樹

「何しとるんや」

「お前らブラックかコラ」

と。

「お前らタイムカードも無しで働かせるんか、これあかん」

いうて、

「それやった瞬間に、私ら労働基準局からガンガンに叩かれますわ」

いうてね。

それは、致し方ないですね。

上島嘉郎上島嘉郎

今の世の中だとね、法律で労働者を守ろうとかって言ってんだけど、本当に個人の自由って言うんだったら、そういう企業の理念を掲げている所は、そこにみんな自由意思で入って、そのとおりに働けるという事があればいいんであって。

むしろね、法規制する事によって、個人の様々な目標だとか、意欲だとかを削いでいる可能性もあるわけですよ。

働きたく無い人と働きたい人

百田尚樹百田尚樹

いくらサラリーマンでもね、自由業でも一緒やけど、やっぱり人間ってね、働きたい時があんねん。

思いっきり働きたい時があんのよね。

それはね、もう、銭金の問題とかね、そんなんやなくて。

私はまぁ、銀行との取引もあるんですけど、銀行の人も言うてた。

「本当に労働基準局が厳しいですわ」

いうて。

昔は、僕ら若い時は、まぁ「24時超えな帰れませんでしたわ」いうて。

ところが、どんどん厳しくなって「あんまり仕事するな」「はよ帰れ」って言われて、「結局22時くらいに帰らなあきませんねん」いうて。

「22時くらいに帰ったら、結局仕事終わりませんねん」いうて。

で、終わらへんかったらどうするかって言うたら、「家帰ってやりますねん」いうて。

もしくは「朝、早よう起きてやりますねん」いうて。

そしたら、「朝、あんまり早ようやるな」いうて、「朝も切られますねん」いうて。

しゃあないから、夜、家に勝ってからやると。

ほんならね、作業は今パソコンやからね、パソコンのUSBを持って帰ったらあかんのですよ、もう今。

色々作業をしていて、USBを持ち帰って作業を家でしよういうて、USBを会社から出したらいかんのですよ。

もの凄い厳しいんですよ。

法律でがんじがらめにする弊害

上島嘉郎上島嘉郎

情報管理という面もあるんだけれども、ただまぁ、だからね、私も思うのはね、いわゆるブラック企業っていうのがあって、本人の意思に反して、強制的にやってんだったら、それはそれで摘発してきゃいいんですよ。

俺は働きたいって人がいたら、それはどうぞでいいんじゃないのっていう。

ただ、それは、経営者も出光のよう責任を持って、そこまでやってくれるんだったら、会社もちゃんと応えるという関係性があってという前提が2人の会話の前提なんだけれども。

そこをね、あまりにも法律でがんじがらめにする事がいいのかというね、むしろ日本人の場合だと、日本人が作ってきた共同体といのは、そこは法律をもっと超えて、お互いの常識とか暗黙の了解とかでやれてきたことがね、失われているという事の方が、私は大きな損失だなと思っているんですよね。

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