韓国に名物女将は存在しない
そういう意味で、呉善花さんが言っていたのは年齢もそうでね。
呉善花さんは、韓国人から日本人に帰化したと思うんですけど、日本に来て、日本人になって、凄くほっとしたのは、韓国っていうのは、女性の価値というのはもう完全に決められているんですって。
だから、こういう顔をしていなきゃ美人じゃない、魅力はあまり認められない、そして、若い女じゃないと価値がない。
ところが日本に来ると、結構年配な女将さんとか、クラブのママとかが、なんか人気があったりするじゃないんですか。
価値が認められているじゃないですか。
私よりも人生の先輩みたいなね、ママたちの所に客が通っていきますよね。
そういう事は、韓国では絶対に無いんだと。
名物女将とか、そういうのは無いんです。
だから、若くて、ある程度決まった顔の形というか、綺麗で、足が長くてみたいな美の形というのが、本当に型にはまっているんだって言うんですね。
呉善花さんも、そう言っていました。
小林よしのりさんのね、だからABKはいいぞという話と関連して、その直後に、確か呉善花さんにそういう話を聞いて。
呉善花さんが仰っていたのは、だから私は日本に来て、韓国におけるそういう女性の価値判断というのかな、
そういうものから解放されて、凄く良かったですと。
つまり、日本に来たら日本人になるとね。
色んな女性が、色んな自分の魅力とかね、歳を取っても、そういう価値を認めて貰えるとかね、そういう世界があるという事。
じゃあ、韓国には宇野千代さんみたいな存在は…
無いんですよ。無いんです。
韓国の女優さんにも実は聞いたことがあるんですけどね、韓国では本当にちょっと歳を取ってきたら、お母さん役しか無いんですって。
なんか妙齢のとか、そういうのはあまり無いらしくて、まぁ、なるほどなという。
若くなくちゃいけないと。
これは余談で、楽しい話みたいにしちゃいましたけど、このBTS問題というのは、まぁ確かに、エンターテイメントと政治というのは別だというような感じの言い方をする事も出来るんだけど、これは別じゃないよね。
これは私はやっぱり、こういう人たちが、こういう形でのまま、なんの遠慮も無く日本でパフォーマンスをするという事は、やっぱり許すべきでは無いと思いますね。
一昔前に、何も知らないでマルコムXの帽子とかTシャツとかを、何も考えなしで、趣旨も無しで着ていて、黒人の青年に怒られちゃったりというケースがありましたけど、あんな感じで全く何も考えず、気分だけで着ているのかと思っていたんですよ。
そしたら何か繰り返し着ているみたいですね、随分前からね。
Tシャツだけじゃないんでしょ、この人たち。
どうやらそのようですね。
今回、実はこれに関してもう一つ由々しき問題だなと思いますのは、大体日頃いろいろうるさいね、日本国内の反核団体とか、反核意識の高い方々は、なんでこれ文句言わないの?
意外に静かじゃないですか?
一言も、なんのクレームも無いんじゃないですか。
変でしょ。