広東住血線虫症への感染を予防する方法
広東住血線虫症への感染を予防するためには、生のナメクジやカタツムリを食べない事です。
また、淡水にいるカニやエビ、カエル、魚などの生物にも寄生虫が存在する可能性があるため、生で食べない方が安全です。
寄生虫は、100℃で3分以上火を通せば殺すことが出来ます。
死んだ寄生虫であれば、食べても問題無いと言われています。
厚労省の検閲所によると、広東住血線虫症は、人から人に感染する心配は無いそうです。
大人がナメクジやカタツムリを生で食べるという事はまず無いと思いますが、怖いのはなんでも口に入れてしまう子供ですよね。
日本でもこの広東住血線虫症に感染としたという例が34例報告されており、完全に安全だとは言えないんですね。
全てのナメクジやカタツムリにこの寄生虫がいるわけではありませんが、子供にはナメクジやカタツムリは危険な生き物だという意識をつけておく方が安全だと思います。
気持ち悪いと感じる感覚は、正しい感覚だったというわけですね。
ちなみにエスカルゴもカタツムリではあるのですが、食用のために衛生的に養殖されているものです。
エスカルゴを生で食べる事もありませんので、安全だというわけですね。
実はサラダは危険
日本人は健康にいいなどと言って、サラダなどなんでも生で食べたがる習性があります。
ですが、元来人間は、食べ物には火を入れて食べるのが当たり前だったんです。
刺身というのは、生で食べる事が出来る、実はとてもめずらしいものなんですね。
現在は、農薬が体に悪いという事で、低農薬の野菜などが流行っていたりします。
ですが、低農薬という事は、虫がついている事があり、ナメクジやカタツムリが野菜についてしまっている事があったりします。
生野菜には実は危険が隠されているという事を理解して、良く洗うとか、火を通して食べるなど、意識する事が大切なんですね。