伊藤美誠 Tリーグ決別と強さの秘密!中国 朱雨玲を圧倒し優勝!東京五輪に期待!

伊藤美誠の覚醒と3冠達成

2018年、伊藤美誠選手は完全に覚醒します。

2017年は5回戦で敗退した全日本選手権では、準決勝で石川佳純選手に勝利。

決勝では、平野美宇選手との「みうみま」対決に勝利し、女子シングルス日本一の称号を手にします。

更に、早田ひな選手との女子ダブルスで優勝、森薗政崇選手との混合ダブルスでも優勝し、3冠を達成しました。

そして、今月、11月に行われたスウェーデンオープンでは、中国のトップ3、劉詩雯選手、丁寧選手、朱雨玲選手に勝利し、中国に衝撃を与えたのです。

決勝で対決した朱雨玲選手は、世界ランキング1位。

中国のエースといわれる選手で、その朱雨玲選手に伊藤美誠選手は4-0という圧勝で勝利したのです。

ノーモーションから放たれる伊藤美誠選手の強烈なショットに、世界ランキング1位の朱雨玲選手が、全く反応できていないほどですからね。

伊藤美誠を支える最強のサポート体制

伊藤美誠選手の強さの秘密は、陰で支える最強のサポート体制にも隠されています。

自身も元卓球選手で、全国大会にも出場、卓球上級コーチの資格も持つ、最強の母親、伊藤美乃りさん。

練習パートナーを務める2016年度関西学生チャンピオン、坂根翔太さん。

静岡にいた頃から、伊藤美誠選手のプレーを見ていた、専属コーチ、松崎太祐さんなど。

多くの超一流の方たちが、伊藤美誠選手を陰でサポートしているのです。

卓球の世界では、小学生の時から全国大会が行われています。

伊藤美誠選手のように、将来伸びる選手というのは、幼少の頃から大会で結果を残してきます。

つまり、幼少の頃から、卓球で勝てる能力が、総合的に高いのです。

卓球界では、そのような才能がある選手を育てる環境も整ってきています。

才能がある選手には、選手一人に対して、専任のコーチが一人付き、それぞれの拠点で練習を行う事が出来ます。

つまり、選手それぞれのプレースタイルに応じて、柔軟に練習を行う事が出来る環境が、整ってきているというわけですね。

伊藤美誠 Tリーグ不参加の決断

2018年10月24日、Tリーグが開幕しました。

Tリーグというのは、要は卓球のプロリーグですね。

このTリーグに、伊藤美誠選手は、参加しない事を決断します。

少なくとも、2020年の東京五輪までは、Tリーグに参加しない、東京五輪で個人戦、団体戦共に金メダルを獲得するためには、伊藤美誠選手にとって、Tリーグへの参加は、最善の策では無いと考えたというわけです。

一方で、女子卓球の日本代表候補である石川佳純選手、平野美宇選手、早田ひな選手などは参加を表明されています。

男子卓球では、日本代表候補である水谷隼選手、張本智和選手なども、参加を表明されています。

誰もが東京五輪への出場を目標としており、Tリーグに参加する事が自身にとって、最善の策であると考えたからこその決断です。

Tリーグには、世界中から強い選手が集まるといいます。

ですが、東京五輪で金メダルを獲得するためには、日本の最大のライバル、卓球王国、中国に勝利する必要があります。

Tリーグに中国女子卓球のトップ選手、朱雨玲選手、丁寧選手、劉詩雯選手などは、参加を表明していません。

伊藤美誠選手がTリーグへの参加を見送ったのは、その事も大きく関係していると思います。

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