伊藤美誠 Tリーグ決別と強さの秘密!中国 朱雨玲を圧倒し優勝!東京五輪に期待!

伊藤美誠の高い能力

伊藤美誠の高い知能と適応能力

卓球は、頭脳戦であると表現される事もあるスポーツです。

試合の中で、相手の攻め方や球の回転の方向や威力などを瞬時に判断し、それに対応する必要があります。

コーチからアドバイスを受ける事が出来ますが、回数も限られていますし、アドバイスの内容を理解し、自分に納得させ、その通り実行する必要があります。

局面がどんどん変わる試合の中で、それに柔軟に対応する力が求められます。

それが出来なければ、練習でいくら上手かろうが、試合に勝つことは出来ません。

伊藤美誠選手は、スウェーデンオープンの準決勝、リオ五輪金メダリストの丁寧選手との試合でも、2ゲームを先取されたにも関わらず、丁寧選手の攻め方を攻略し、見事に2-4の逆転で、勝利をおさめます。

伊藤美誠の高い集中力

スウェーデンオープンの準々決勝、元世界ランキング1位の劉詩雯選手との試合。

伊藤美誠選手は、3-1と3ゲームを先取され、あと1ゲーム取られると負けてしまう、後がない所まで追い詰められてしまいます。

しかも、第5ゲームでは、11-10と、あと一点取られると、負けてしまうところまで追い詰められます。

並の選手であれば、このまま簡単に負けてしまうのでしょうが、伊藤美誠選手は、そうはなりません。

ギアを上げ、集中力を更に一段高くする事が出来ます。

結果、3ゲームを連取し、元世界ランキング1位の劉詩雯選手に勝利してしまうのです。

極限に集中状態の事を「ゾーンに入ってる」といった表現をするのですが、伊藤美誠選手はそのような状態が多々見られます。

勝利後の美誠さんへのインタビューで、福原愛さんから

「美誠ちゃんゾーンに入ってなかった?」

なんて事を質問される事もあったりしました。

伊藤美誠の高い技術力

伊藤美誠選手には、練習に裏打ちされた高い技術力があります。

2歳の頃から、卓球の全国大会出場出来るほどの実情のある母親と、1日7時間、8時間もの練習量をこなして来ているわけです。

その高い技術力で、1分間の高速卓球ラリー180回というギネス記録をお持ちだったりします。

伊藤美誠選手のラケットは独特で、ラケットの裏面に「表ソフト」というデコボコしたラバーを貼ってプレーしています。

このようなラバーの使い手は、世界でも非常に珍しく、なぜなら、使いこなすのに非常に高い技術力が求められ、うまく使い事が出来ないからだといいます。

伊藤美誠の体の強さ

伊藤美誠選手が、ラケットの裏面に貼っている「表ソフト」というデコボコとしたラバーは、回転がかけにくいラバーだと言われています。

にも関わらず、伊藤美誠選手の縦回転をかけた、バックハンドでのドライブショットを、世界のトップ選手が返すことが出来なかったりします。

また、伊藤美誠選手の代名詞とも言える「みまパンチ」というスマッシュショットがあります。

「みまパンチ」とは、相手からの返球に対して、後ろに大きく振りかぶらず、ほぼノーモーションで打ち返すスマッシュショットの事です。

このようなノーモーションで強い球を返すためには、強い手首の力や体幹の力が必要です。

現在は、伊藤美誠選手は体幹の重要性に気づき、ボクシングなどをトレーニングに取り入れたりされているそうです。

伊藤美誠の強い精神力

伊藤美誠選手の勝負強さは、この強い精神力が大きく関係していると言われています。

持って生まれた性格も大きいと思いますが、母親である美乃りさんによる厳しい指導と、1日7時間以上もの練習を継続してきた経験によって、伊藤美誠選手の精神力は鍛え上げられたのでしょうね。

伊藤美誠選手の精神力は、一流の選手から見ても凄いそうで、「心臓に毛が生えている」と表現されたりしています。

はじめて出場したオリンピックでさえ、「緊張しなかった、楽しかった」と語るほどです。

まさに鋼の精神。

圧倒的な練習量と、美乃りさんによる最強の意識付けによって、美誠さんは、「自分に対する確固たる自信」を手に入れたという事でしょうね。

伊藤美誠の常識破りな独創性

伊藤美誠選手に、常識は通用しません。

みんなが使わない、「表ソフト」というラバーを裏面に使用するなど、自分の感性を大切にし、常識に囚われる事はありません。

これは、伊藤美誠選手の高い知能とも関係しており、つまり、自分の頭で考える力がある選手であるという事です。

自分で仮説を立てて、実行するといった事を、試合中にも行う事が出来たりします。

通常、中国などのライバルたちは、伊藤美誠選手のビデオを解析するなどし、対策を考えて、試合に臨んできます。

ですが、伊藤美誠選手のように、試合の中で新たな策を考えて実行するような事をされてしまうと、対策する事が出来ません。

失敗する事もあるでしょうが、そこは伊藤美誠選手の高い適応能力で補ってしまうというわけですね。

伊藤美誠の強い内臓

伊藤美誠選手は食べる力も一流です。

母親の美乃りさんのおかげで、食べ物の好き嫌いも無いそうです。

試合前の緊張などで食欲が落ちるなんて事もなく、試合前の20分に、おにぎりを1~2個食べて試合に臨むんだとか。

伊藤美誠選手のパワーの源はお米にあります。

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